西村まさ彦
アマチュア劇団を経て劇団文学座に所属し、その後、三谷幸喜が主宰する「東京サンシャインボーイズ」に入団する。同劇団が活動を休止した94年、三谷が脚本を担当した「警部補・古畑任三郎」の主人公の部下・今泉役で一躍有名になり、05年のシリーズ最終作まで出演。映画でも活躍し、97年には「ラヂオの時間」で日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞受賞と話題賞、「マルタイの女」で同優秀助演男優賞を受賞した。コミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなすバイプレイヤーとして、TVドラマ「王様のレストラン」(95)、「やまとなでしこ」(00)、「華麗なる一族」(07)、映画「沈まぬ太陽」(09)、「武士の家計簿」(10)などで活躍を続ける。スタジオジブリの「もののけ姫」(97)、「風立ちぬ」(13)に声優として参加している。