ニキ・カーロ
ニュージーランドの美大の名門、オークランド大学イーラム校を卒業。オーストラリア・メルボルンのスインバン映画学校で学んだ後、ニュージーランドに帰国し、1992年から短編映画やTVドラマの監督・脚本を手がける。98年、初長編監督作「Memory and Desire(原題)」がカンヌ国際映画祭の批評家週間に出品される。勇者伝説を信じるマオリ族の少女を描いた「クジラの島の少女」(02)でトロント国際映画祭の観客賞ほか多数の映画賞を受賞し、シャーリーズ・セロン主演作「スタンドアップ」(05)でハリウッドに進出。その後、ケビン・コスナー主演の「McFarland, USA(原題)」(15)やジェシカ・チャステイン主演の「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」(17)を監督。ディズニーの実写映画版「ムーラン」(19年全米公開予定)の監督に抜てきされた。