トレイ・エドワード・シュルツ
子どもの頃から映画を制作し、ビジネススクール在籍を経て本格的に映画の仕事を始める。2010年、短編「Mother and Son(原題)」で監督デビュー。テレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」(11)などに撮影アシスタントとして参加する一方、自身の家族や親族のエピソードをもとに描いた短編映画「Krisha(原題)」(14)でサウス・バイ・サウスウエスト映画祭の短編コンペティション部門で撮影賞を受賞する。翌15年に製作した同作の長編版「クリシャ」はカンヌ映画祭批評家週間などで上映され、高い評価を得た。その後も長編第2作「イット・カムズ・アット・ナイト」(17)、青春群像劇「WAVES ウェイブス」(19)などを公開し、新鋭監督として注目を集めている。