ジュリア・デュクルノー
仏パリ出身。名門ラ・フェミス(フランス国立映像音響芸術学院)で映画制作を学び、2011年に初短編「Junior」を発表する。ベジタリアン一家に育った少女が初めて肉を食べることで変貌していく姿を描いた長編監督デビュー作「RAW 少女のめざめ」(16)で第69回カンヌ国際映画祭の批評家連盟賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭の最優秀長編作品賞ほか、多数の映画祭で受賞を重ねた。長編第2作「Titane」(21)は第74回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞し、アカデミー賞国際長編映画部門に向けたフランス代表作にも選ばれた。