ヨアンナ・クーリグ
ポーランド生まれ。子どもの頃から歌唱とピアノを学び、16歳のときにポーランドのアイドルオーディション番組「Szansa Na Sukces」に出演して注目を集める。クラクフのショパン音楽院初等科からルドウィク・ソルスキ演劇学校に進み、卒業後は女優や歌手としてマルチに活動。
スクリーンデビュー作となったポーランド映画「Wednesday, Thursday Morning」(07)の演技で高く評価され、パベウ・パブリコフスキ監督の「イリュージョン」(11)、アカデミー外国語映画賞受賞作「イーダ」(13)を経て、同監督と3度目のタッグを組んだ「COLD WAR あの歌、2つの心」(18・カンヌ国際映画祭監督賞受賞)ではヒロインを演じ、歌唱も披露した。その他、「夜明けの祈り」(16)など多数のヨーロッパ映画に出演。「She Came to Me」(23)で本格的なハリウッド進出を果たした。