スティーブン・ユァン
韓国のソウル出身。4歳の頃に家族とカナダに渡り、その1年後に米国に移住する。ミシガン州カラマズー大学在学中に即興演劇に魅了され、アジア系アメリカ人によるシカゴのコメディ集団シチュー・フライデー・ナイトに参加。同じくシカゴのコメディ集団セカンド・シティのメンバーとしても活動する。2010年、TVシリーズ「ビッグバン★セオリー」にゲスト出演し、大ヒットTVシリーズ「ウォーキング・デッド」(~16)のグレン・リー役に抜てきされブレイク。以降、マイク・ケイヒル監督作「アイ・オリジンズ」(14)やポン・ジュノ監督作「オクジャ okja」(17)に出演し、「Z Inc. ゼット・インク」(17)では製作総指揮と主演を兼ねた。村上春樹の小説を映画化した「バーニング 劇場版」(18)でLA批評家協会協会賞の助演男優賞を受賞。韓国出身の移民一家の姿を描いた話題作「ミナリ」(20)では一家の父を演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。