マーチン・ピータ・サンフリト
デンマーク・フレゼリシア出身。映像編集者としてキャリアをスタートさせる。2002年、カミラ・イェルム・クヌーセンと共同監督したドキュメンタリー映画「Angels of Brooklyn(原題)」で長編監督デビューを果たし、09年の「Applause(原題)」で初めて劇映画のメガホンをとる。史実をもとに、第2次世界大戦後のデンマークで地雷撤去にあたったドイツ人少年兵を描いた「ヒトラーの忘れもの」(16)が国内外で高く評価され、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされる。続いて、戦後日本を題材にしたヤクザ映画「The Outsider(原題)」(17)を監督し、日本でも撮影を行った。「Angels of Brooklyn」の共同監督で、「ヒトラーの忘れもの」の撮影監督カミラ・イェルム・クヌーセンは妻。