アリソン・シュローダー
米フロリダ州ケープカナベラル出身。エンジニアの祖父母がアメリカ航空宇宙局(NASA)で働いており、シュローダー自身も高校生のときにNASAの養成プログラムに実習生として参加したり、スタンフォード大学在学中にミサイル関連企業で働いたりした。その後、カリフォルニア大学で映画制作の修士号を取得し、2008年にテレビシリーズ「新ビバリーヒルズ青春白書」で脚本家デビュー。ミュージカルシリーズ「Side Effects」(13~14)では企画・制作総指揮を務めた。NASAの黒人女性数学者3人の知られざる活躍をつづったノンフィクション書「Hidden Figures」の映画化でセオドア・メルフィ監督とともに脚本を担当し、アカデミー賞や全米脚本家組合(WGA)賞、英国アカデミー(BAFTA)賞などで脚色賞にノミネート。その他、ミステリーの女王アガサ・クリスティ失踪の11日間を題材にしたアクションアドベンチャーの脚本「アガサ(原題)」が、パラマウントで映画化される予定。