デビッド・ロウリー
米ウィスコンシン州ミルウォーキーに9人兄妹の長男として生まれ、家族でテキサス州に移った7歳のときから映画の自主制作を始める。
19歳で初短編「Lullaby」(00)を発表。短編「A Catalog of Anticipations」(08)を長編作品化した「St. Nick」が2009年のサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)で話題となる。11年、自身の映画制作会社「Sailor Bear」を設立。長編第2作「セインツ 約束の果て」(13)はサンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭の国際批評家週間に出品され、ナショナル・ボード・オブ・レビューのインディーズ映画トップ10に選ばれるなど高い評価を得る。
以降の監督作に「ピートと秘密の友達」(16)、「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」(17)、「さらば愛しきアウトロー」(18)、「グリーン・ナイト」(21)など。ディズニーの実写版「ピーター・パン&ウェンディ」(23)でもメガホンをとる。自身の監督作のほか、他監督作の編集や共同脚本も手がけている。