フェリックス・バン・ヒュルーニンゲン
ベルギー出身。ゲントの王立芸術アカデミーで映像芸術を学び、2000年に卒業。舞台の演出家兼戯曲作家として活動した後、自身の脚本を映画化した「Steve + Sky(原題)」(04・日本劇場未公開)で長編映画監督デビュー。長編映画第3作「The Misfortunates(英題)」(09)がカンヌ国際映画祭の監督週間に出品されて注目を集め、第4作「オーバー・ザ・ブルースカイ」(12)は第86回アカデミー外国語映画賞にノミネートされるなど高い評価を獲得する。続く「ベルヒカ」(16・日本劇場未公開)はサンダンス映画祭のワールド・シネマ・ドラマ部門で監督賞を受賞した。スティーブ・カレルとティモシー・シャラメを主演に迎えたドラマ「ビューティフル・ボーイ」(18)は、自身初の英語作品となった。