ジョナサン・ハーマン
幼い頃から映画好きでタフツ大学を卒業して数年後ロサンゼルスに渡り、アルバイトなどをしながら脚本家を目指す。執筆した脚本数本がスタジオに買い取られ、ユニバーサルからヒップホップグループ「N.W.A.」の伝記映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」(15)の脚本のリライトを打診される。同作は全米で大ヒットを記録し、ハーマンは原案・脚本のアンドレア・バーロフ、原案のS・レイ・サビッジ&アラン・ウェンカスとともに第88回アカデミー脚本賞にノミネートされた。デビュー作での成功をきっかけに、「暗黒街の顔役」「スカーフェイス」のリメイク企画や、士郎正宗のSFマンガ「攻殻機動隊」をハリウッドで実写映画化する「Ghost in the Shell(原題)」(17年全米公開予定)の脚本家に起用された。その他、ユニバーサルのもとで「鳥」などのリメイク企画の開発にも携わっている。