モルテン・ティルドゥム
ノルウェー出身の映画監督。1967年生まれ。米ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで学び、1990年代初めから母国ノルウェーでMVやCM、音楽番組などを監督する。03年に「Buddy(原題)」で長編映画デビューを果たし、続いて「Varg Veum Falne engler(英題:Fallen Angels)」(08)のメガホンをとる。ジョー・ネスボの小説を映画化したサスペンススリラー「ヘッドハンター」(11)は、ノルウェーで歴代1位の興収を記録した。初の英語作品となる「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(14)は、トロント国際映画祭の最高賞である観客賞を受賞したほか、ティルドゥム自身も米監督組合(DGA)賞にノミネートされた。現在は米ロサンゼルスを拠点に活動している。