デイブ・レジーノ
英ロンドン出身。20代の頃に演技を学び、ガイ・リッチー監督の「スナッチ」(00)で俳優としてデビュー。以降、英長寿ドラマ「EastEnders(原題)」(04~05)や、映画「バットマン ビギンズ」(05)、「エリザベス ゴールデン・エイジ」(07)などに出演。その一方で、ボクシングやレスリング、柔術やムエタイといったトレーニングを積んでおり、05年から07年かけてプロの格闘家として総合格闘技の大会ケイジ・レイジ・チャンピオンシップに出場した。その後再び俳優業が中心になり、「ハリー・ポッター」シリーズでは第6弾「謎のプリンス」(09)と最終章「死の秘宝」2部作(10、11)で狼男のフェンリール・グレイバック役を演じる。その他の出演作に「レッド・コマンダー」(09・日本劇場未公開)、「ザ・インシデント」(11)など。14年7月6日、米カリフォルニア州デスバレーをハイキング中に熱中症かかったとみられ、遺体となって発見された。享年50歳だった。