キウェテル・イジョフォー
ナイジェリア人の両親のもと、英ロンドンに生まれる。子どもの頃からナショナル・ユース・シアターの舞台に出演し、ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アーツ(LAMDA)に進学。96年、TV映画で俳優デビューし、スティーブン・スピルバーグ監督の「アミスタッド」(97)で映画に初出演する。「堕天使のパスポート」(02)で英インディペンデント映画賞の最優秀男優賞などを受賞し、「キンキーブーツ」(05)ではドラァグクイーン役を好演した。以降、「トゥモロー・ワールド」(06)、「アメリカン・ギャングスター」(07)、「2012」(09)といったハリウッドの話題作への出演が続く。実話をもとにした「それでも夜は明ける」(13)では主演を務め、その演技が高く評価される。その他、英TVシリーズ「シャドウ・ライン」(11)や、米ミニシリーズ「Dancing on the Edge(原題)」(13)にも主演。演劇でも活躍し、08年の舞台「オセロ」ではローレンス・オリビエ賞とイブニング・スタンダード・シアター賞の男優賞を受賞した。