エリック・ロメール
- 英語表記
- Eric Rohmer
- 本名
- ジャン=マリー・モーリス・シェレール
- 誕生日
- 1920年3月20日
- 没日
- 2010年1月11日
- 出身
- フランス
仏ナンシー出身。パリで教師や新聞記者として働く。小説を発表した後に映画批評を執筆しはじめ「カイエ・デュ・シネマ」の創刊に参加、7年にわたり編集長を務めた。ゴダールらとともにヌーベルバーグを牽引し、何本かの短編映画製作を経て「獅子座」(59)で長編映画監督デビュー。「コレクションする女」(66)でベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞、続く「モード家の一夜」(68)でアカデミー脚本賞と外国語映画賞にノミネートされた。「O侯爵夫人」(75)でカンヌ審査員特別賞、「海辺のポーリーヌ」(83)で2度目のベルリン銀熊賞と国際批評家連盟賞、「緑の光線」(85)でベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞。「四季の物語」シリーズ(90、92、96)の完結作「恋の秋」(98)も同映画祭で金のオゼッラ賞(最優秀脚本賞)を受賞した。ほか代表作に「友だちの恋人」(87)、「パリのランデブー」(95)など。10年、パリにて死去。「我が至上の愛 アストレとセラドン」(07)が遺作となった。