アルバート・ヒューズ
双子の弟アレン・ヒューズとコンビで活動。米・デトロイトでアフリカ系アメリカ人の父とアメリカ人の母の間に生まれる。12歳から短編映画を作り始め、数本は地元のケーブルテレビで放送された。高校を退学し、ロサンゼルス・シティ・カレッジで映画製作を学ぶ。その後、PV監督としてスタートをきる。アレンと共に原案・監督を務めた「ポケットいっぱいの涙」(93)でデビュー。同作の成功を機に映画製作兼レコード会社「アンダーワールド・エンターテインメント」を設立する。黒人が主人公の作品を数本発表し、01年に切り裂きジャックを題材にしたグラフィック・ノベル「フロム・ヘル」をジョニー・デップ主演で映画化。大友克洋原作の「AKIRA」のハリウッド実写版(13年公開予定)でメガホンをとる予定だったが降板した。