麻生久美子
94年、三菱電機のCMでデビュー。95年、「週刊ヤングジャンプ」の「全国女子高生制服コレクション」でグランプリを受賞し、あいかわ翔初監督作「BAD GUY BEACH」で銀幕デビューを果たす。今村昌平監督作「カンゾー先生」(98)でヒロインを演じ、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。以降、50作品以上に出演する日本映画には欠かせない女優となり、「回路」(00)、「贅沢な骨」(01)、「夕凪の街 桜の国」(07)なども高く評価された。イラン人監督アボルファズル・ジャリリの「ハーフェズ ペルシャの詩」(08)で海外作品に初参加。その他の出演作に「アキレスと亀」(08)、「おと・な・り」(09)など。06年に放送された「時効警察」で、映画ファン以外にも広く知られるようになり、翌年には続編が放送された。09年には岩松了作・演出「マレーヒルの幻影」で初舞台を踏む。07年、スタイリストの伊賀大介氏と結婚した。