第91回アカデミー賞(2019年) 全部門ノミネート・その他の賞

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映画.com 第91回アカデミー賞特集

2019年2月24日(現地時間)にカリフォルニア州は
ハリウッドのドルビー・シアターで開催される、
第91回アカデミー賞授賞式。最新情報をお知らせ!

newsアイコンNominate- 全部門ノミネート作品 -

助演男優賞

winnerアイコンマハーシャラ・アリ

1974年、米カリフォルニア州オークランド生まれ。本名はマハーシャラルハズバズ・アリ。ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アーツで修士号を修得し、2000年代初頭からTVシリーズに多数出演。SFミステリー「4400 未知からの生還者」(04~07)やデビッド・フィンチャー監督の「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(08)などを経て、政治ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(13~16)で演じたロビイストのレミー・ダントン役で注目が高まり、16年にはエミー賞ゲスト俳優賞にノミネートされた。アカデミー作品賞受賞作「ムーンライト」(16)では主人公のよき理解者となるドラッグディーラー役で助演男優賞のオスカーを受賞、イスラム教徒の俳優として初のオスカーを手にした。その他の出演作にNetflixオリジナルドラマ「ルーク・ケイジ」(16)や映画「ドリーム」(16)など。「グリーンブック」(18)で演じた黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリー役で、自身2度目となるアカデミー助演男優賞を受賞した。

winnerアイコンアダム・ドライバー

カリフォルニア州サンディエゴ生まれ、インディアナ州育ち。高校時代に演劇を始めるが、9・11同時多発テロをきっかけに海軍に入隊。マウンテンバイクで事故を起こし胸骨を骨折したため退役し、ジュリアード音楽院で演劇を学ぶ。2009年に卒業してまもなくTVシリーズで俳優デビューを果たし、舞台作品にも参加。11年の「J・エドガー」で長編映画に初出演後、12年に始まった人気TVシリーズ「Girls ガールズ」でレナ・ダナム演じる主人公の相手役を演じ米国内で徐々に知られるようになる。一方で、ノア・バームバック監督の「フランシス・ハ」(12)、スティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」(12)、コーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(13)と有名監督の作品にも出演。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)では、黒装束にマスクを被り、赤い十字のライトセーバーを操るカイロ・レンを演じた。遠藤周作の小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化する「沈黙」(16年全米公開予定)では、主人公ロドリゴとともに日本にやってきた司祭フランシス・ガルベを演じる。

winnerアイコンサム・エリオット

舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、「明日に向って撃て!」(69)の端役で映画デビュー。主に西部劇で活躍する一方、出世作「ライフガード」(76・日本劇場未公開)や「マスク」(84)、「危険な天使」(87)、「ロードハウス 孤独の街」(89)など、現代を舞台とした作品にも多数出演する。その後も、コーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」(98)や、アメコミ映画「ハルク」(03)、ファンタジー大作「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(07)、スポーツドラマ「ドラフト・デイ」(14)など、幅広いジャンルの作品でバイプレイヤーとして活躍する。近年の出演作にTVシリーズ「JUSTIFIED 俺の正義」(10~15)、「The Ranch ザ・ランチ」(16~)、映画「ザ・ヒーロー」(17・日本劇場未公開)、「アリー スター誕生」(18)など。

winnerアイコンリチャード・E・グラント

エスワティニ(旧スワジランド)出身。南アフリカ・ケープタウンの大学で英語と演劇を学ぶ。1980年代初頭に英ロンドンに移り、ブルース・ロビンソンの初監督作「ウィズネイルと僕」(87)でウィズネイル役に抜てきされ映画デビュー。以降、同監督の「広告業界で成功する方法」(89)や、フランシス・フォード・コッポラ監督作「ドラキュラ」(92)、ロバート・アルトマン監督作「ゴスフォード・パーク」(01)などに出演する。近年は「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(11)、「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」(16)といった伝記映画や、「X-MEN」のウルヴァリンシリーズの最終章「LOGAN ローガン」(17)、ディズニーの実写映画「くるみ割り人形と秘密の王国」(18)などに出演。「ある女流作家の罪と罰」(18・日本劇場未公開)でゴールデングローブ賞助演男優賞などにノミネートされた。人気シリーズの最終章「スター・ウォーズ エピソード9(仮題)」(19)のキャストに名を連ねる。TVドラマ出演作に「ドクター・フー」(12)や「ダウントン・アビー」(14)など。

winnerアイコンサム・ロックウェル

米カリフォルニア州出身で、両親はともに役者。高校在学中に「マニアック1990」(89)で映画デビューする。卒業後、ニューヨークのウィリアム・エスパー・アクティング・スタジオでトレーニングを積みながら、インディペンデント映画やTVシリーズに出演。大ヒット作「グリーンマイル」(99)や「チャーリーズ・エンジェル」(00)で重要な役どころを演じ、ジョージ・クルーニー初監督作「コンフェッション」(02)ではベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)を受賞した。その後も「マッチスティック・メン」(03)、「フロスト×ニクソン」(08)、「アイアンマン2」(10)といったメジャー作品から、「月に囚われた男」(09)といったインディペンデント作品まで幅広く活躍。マーティン・マクドナー監督とは「セブン・サイコパス」(12)に続き「スリー・ビルボード」(17)でもタッグを組み、後者でアカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞や全米俳優組合賞などの助演男優賞を受賞した。

助演女優賞

winnerアイコンエイミー・アダムス

軍人の父親が駐在していたイタリアで生まれ、高校時代を米コロラド州で過ごす。1999年の「わたしが美しくなった100の秘密」(99)で映画デビュー。当初はTVドラマ中心に出演していたが「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(02)でレオナルド・ディカプリオと共演して注目され、「ジューンバッグ(原題)」(05)でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネート。ディズニーのミュージカルファンタジー「魔法にかけられて」(07)の主人公ジゼル姫役でブレイクする。その後も説得力のある演技で着実にキャリアを重ね、「ダウト あるカトリック学校で」(08)、「ザ・ファイター」(10)、「ザ・マスター」(12)でアカデミー賞助演女優賞、「アメリカン・ハッスル」(13)では同主演女優賞にノミネートされ、オスカー候補の常連となる。そのほかの出演作に「人生の特等席」(12)、「マン・オブ・スティール」(13)、「ビッグ・アイズ」(14)、「メッセージ」(16)などがある。

winnerアイコンマリーナ・デ・タビラ

メキシコ・メキシコシティ生まれ。劇作家のおじと女優のおばという芸能一族の中で、幼少期から演劇に触れて育つ。舞台女優として経験を積んだのち、映像作品にも活動の場を広げ、「Hijas de su madre: Las Buenrostro(原題)」(05)で長編映画デビュー。アルフォンソ・キュアロン監督の半自伝的映画「ROMA ローマ」(18)では、監督自身の母親がモデルとなったソフィア役を演じ第91回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた。

winnerアイコンレジーナ・キング

米ロサンゼルス出身。1985年、50年代のシカゴを舞台にしたシットコム「227」で女優としてのキャリアをスタートさせる。91年、「ボーイズ’ン・ザ・フッド」で映画に初出演し、「ザ・エージェント」(96)や「エネミー・オブ・アメリカ」(98)といった大作で知られるようになり、アカデミー賞受賞作「Ray レイ」(04)にも出演。その後は、TVアニメ「ブーンドックス」(05~14)で主人公の声優を長く務めたほか、「24 TWENTY FOUR」シーズン6(07)や「サウスランド」(09~13)で活躍し、「アメリカン・クライム」(15~17)やNetflixのミニシリーズ「運命の7秒」(18)でエミー賞主演女優賞を受賞する。バリー・ジェンキンス監督作「ビール・ストリートの恋人たち」(18)では、無実の恋人のため奮闘する主人公を支える母親役を力強く演じ、第91回アカデミー助演女優賞を受賞した。近年は、TVシリーズ「スキャンダル 託された秘密」(15~16)や「THIS IS US 36歳、これから」(17)などで監督を務める。

winnerアイコンエマ・ストーン

11歳の頃から地元アリゾナ州の劇団や即興劇のグループに所属し、2005年にTVドラマで女優デビュー。07年の「スーパーバッド 童貞ウォーズ」で映画に初出演して以降、「ゾンビランド」(09)などで注目を集め、「小悪魔はなぜモテる?!」(10・日本劇場未公開)で初主演を務める。「ラブ・アゲイン」や「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(ともに11)でも好演を見せ、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ(12、14)ではヒロインのグウェン・ステイシー役を演じ、主演俳優のアンドリュー・ガーフィールドとの交際でも話題を呼ぶ。14年の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー助演女優賞初ノミネートを果たす。ウッディ・アレン監督の「マジック・イン・ムーンライト」(14)と「教授のおかしな妄想殺人」(15)の2作連続でヒロイン役を務めた。ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(16)で女優志望の主人公を演じ、ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞や、アカデミー主演女優賞など数多くの賞を受賞する。

winnerアイコンレイチェル・ワイズ

14歳でモデルの仕事を開始。英ケンブリッジ大学在学中に劇団を立ち上げ、舞台中心に活動する。1994年、「デスマシーン」で映画デビューし、「チェーン・リアクション」(96)でハリウッドに進出。「ハムナプトラ」シリーズ(98、01)や「アバウト・ア・ボーイ」(02)、「コンスタンティン」(05)などに出演し、フェルナンド・メイレレス監督作「ナイロビの蜂」(05)でアカデミー助演女優賞を受賞。その後、「ファウンテン 永遠に続く愛」(06)、「アレクサンドリア」(09)などで主演を務め、「ボーン・レガシー」(12)や「オズ はじまりの戦い」(13)などのハリウッド大作にも出演。近年はギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の「ロブスター」(15)や「女王陛下のお気に入り」(18)などで活躍する。私生活では、「ファウンテン 永遠に続く愛」のダーレン・アロノフスキー監督と06年に婚約したが破局。「ドリームハウス」(11)で共演したダニエル・クレイグと結婚した。

Photo:Getty Images/ロイター/アフロ