ニューヨーク出身。母親はハンガリー生まれの写真ジャーナリスト、シルビア・プラーキー。アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツと高校で演劇を学ぶ。フランシス・F・コッポラ、マーティン・スコセッシ、ウッディ・アレンの3監督によるオムニバス「ニューヨーク・ストーリー」(89)で映画デビュー。
テレンス・マリック監督作「シン・レッド・ライン」(98)で知られるようになり、「戦場のピアニスト」(02)でアカデミー主演男優賞を受賞した。以降は「ヴィレッジ」(03)、「プレデターズ」(10)、「ミッドナイト・イン・パリ」(11)などの話題作で活躍。
ウェス・アンダーソン監督作の常連として「ダージリン急行」(07)や「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(21)などに出演する。「クリーン ある殺し屋の献身」(21)では主演のほか、製作、脚本、音楽も兼ねた。
米ニューヨーク・マンハッタンの芸能一家に生まれる。9歳の頃からCMに出演し、名門ラガーディア高校在学中の17歳のときにTVシリーズ「HOMELAND」(12)などに出演。高校卒業後、ジェイソン・ライトマン監督作「ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界」(14)で映画デビューし、SF大作「インターステラー」(14)ではマシュー・マコノヒーの息子役を演じる。
17年、ルカ・グァダニーノ監督作「君の名前で僕を呼んで」でアカデミー主演男優賞をはじめ多数の賞にノミネートされ、同年のアカデミー賞をにぎわせたグレタ・ガーウィグ監督作「レディ・バード」にも主人公の恋人役で出演し、一躍注目を集める存在となった。
以降、「ビューティフル・ボーイ」(18)、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(19)、「DUNE デューン 砂の惑星」(21)、グァダニーノ監督と再タッグを組んだ「ボーンズ アンド オール」(22)など、数々の話題作に出演している。
米フィラデルフィア出身で、ルーツはグアテマラ。テンプル大学でジャーナリズムを学び、卒業後サンフランシスコに移住する。舞台俳優としてブロードウェイで名をあげて1990年代後半から映画やドラマに出演し、スパイク・リー監督が舞台作品を映画化した「Passing Strange」(09)で注目を獲得。2010年、オフブロードウェイで上演された自伝的一人芝居「A Boy and His Soul」で高い評価を得る。以降は「リンカーン」(12)、「大統領の執事の涙」(13)、「グローリー 明日への行進」(14)、「ビール・ストリートの恋人たち」(18)など話題の映画に出演。
23年には「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」などで主演を務め、「トランスフォーマー ビースト覚醒」にも声優として出演した。TVドラマの出演作に「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(15〜23)、「ユーフォリア」(19〜22)など。アーサイナス大学人文学名誉博士、南カリフォルニア大学教授。舞台製作の現場でも活躍を続けている。
英国を代表する俳優のひとり。写真家の父と小説家の母をもつ。王立演劇アカデミー卒業後、ナショナル・シアターやロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで舞台に立ち、1995年のブロードウェイ公演「ハムレット」でトニー賞を獲得した。90年にTV進出し、「嵐が丘」(92)でスクリーンデビュー。続く「シンドラーのリスト」(93)でアカデミー助演男優賞、「イングリッシュ・ペイシェント」(96)で同主演男優賞にノミネートされた。大人気シリーズ第4作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(05)からヴォルデモート卿を演じる。そのほか、「ナイロビの蜂」(05)や「愛を読むひと」「ハート・ロッカー」(ともに08)などに出演し、「007 スカイフォール」(12)からギャレス・マロリー/M役で「007」シリーズにも参加。「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)、「キングスマン ファースト・エージェント」(20)など数多くの世界的な話題作で活躍する。自ら主演も務めた「英雄の証明」(11)で映画監督にも挑戦し、その後も「エレン・ターナン ディケンズに愛された女」(13)、第31回東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」(18)などでメガホンをとっている。
ルーマニア・コンスタンツァ出身。8歳の時に母親とオーストリア・ウィーンに引越し、12歳で米ニューヨークに移住する。ラットガーズ大学メイソン・グロス・スクール・オブ・ジ・アーツや英ロンドンのシェイクスピアズ・グローブで演技を学び、2003年に「LAW & ORDER ロー&オーダー」で俳優デビュー。大ヒットドラマ「ゴシップガール」(07~11)に出演し、映画でも「レイチェルの結婚」(08)や「ブラック・スワン」(10)、「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式」(10/日本劇場未公開)といった話題作に出演。マーベル映画「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」(14)、続編「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(16)ではウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役を演じる。その他の出演作に「オデッセイ」「幸せをつかむ歌」(ともに15)、TVシリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム」(12)などがある。
Photo:Getty Images/ロイター/アフロ
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