「ホーム・アローン」泥棒コンビが生きているのは医学的に奇跡? 解剖学教授がケビンの罠を真剣分析
2025年12月24日 12:00
(C)1992 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.クリスマス映画の定番といえば「ホーム・アローン」シリーズ。家に取り残された8歳の少年ケビンが、泥棒コンビを手作りの罠(トラップ)で撃退する痛快コメディとして世界中で愛されてきた。1992年公開の続編「ホーム・アローン2」ではトラップがさらに過激にエスカレートし、泥棒たちが気の毒になるほどの仕打ちを受ける。しかし、あの罠を実際に受けて、人間は本当に生きていられるのだろうか。英ランカスター大学の解剖学教授アダム・テイラーが、この素朴な疑問に真剣に向き合い、米ザ・カンバセーションに寄稿した。
テイラー教授が指摘するのは、頭上から落下する約45kgのセメント袋だ。人間の頸椎が損傷を受ける閾値は約1000ニュートンとされるが、この重さの袋が落下すれば衝撃は閾値を大幅に超える。結果として脳ヘルニアを引き起こし、死亡する可能性が極めて高いという。
胸部への衝撃も致命的だ。ケビンのトラップによる胸への打撃は、高速道路での正面衝突事故と同等の衝撃をもたらすと教授は分析する。この場合、大動脈が破裂する恐れがあり、そうなればほぼ確実に命を落とすことになる。
棚が落下して体を押しつぶす場面では、肋骨が折れて肝臓、腎臓、脾臓といった内臓を傷つける危険がある。内出血は数時間から数日かけて悪化し、処置が遅れれば命に関わる。
アーク溶接機による感電も見逃せない。強い電流が体を流れると心臓のリズムが乱れ、心停止を引き起こす可能性があるとテイラー教授は警告する。さらに恐ろしいのが、ブロートーチによる火傷だ。これはIV度熱傷、つまり皮膚だけでなく筋肉や骨まで達する最も重篤なレベルの火傷を引き起こす。劇中では灯油も使われており、組み合わさると致命傷になりかねない。
足に釘が刺さる場面についても、破傷風などの重篤な感染症のリスクを指摘。テイラー教授の結論はこうだ。泥棒コンビは「歩く医学的奇跡」である。たった1つのトラップを生き延びるだけでも「並外れた幸運と即座の外傷治療、そして数カ月のリハビリが必要」だという。それでも彼らは続編に登場し、再びケビンの罠にかかっている。まさに奇跡というほかなさそうだ。
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