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柄本佑×渡辺謙共演「木挽町のあだ討ち」本予告映像&本ビジュアル公開! 冨家ノリマサと本田博太郎も出演

2025年12月18日 07:00

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本ビジュアル
本ビジュアル
©2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 ©2023 永井紗耶子/新潮社

柄本佑主演、渡辺謙共演の時代劇「木挽町のあだ討ち」が2026年2月27日より全国公開される。このほど本予告映像(https://www.youtube.com/watch?v=6hEpWxFAXhk)と本ビジュアルが公開された。

本作は、第169回直木賞・第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子による同名の傑作時代小説の映画化。芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に隠された真実を描く本作は、「このミステリーがすごい!2024年版」「ミステリが読みたい!2024年版」などにも選出され、今年は歌舞伎としても上演され大きな話題を呼んだ。

主演は、「きみの鳥はうたえる」などで数々の映画賞を受賞した柄本佑。仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を演じる。共演には渡辺謙。芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を重厚に演じる。仇討ちを遂げた若者・菊之助には長尾謙杜、主人を殺した男・作兵衛には北村一輝。そして、瀬戸康史滝藤賢一山口馬木也愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平高橋和也正名僕蔵石橋蓮司沢口靖子ら豪華キャストが集結した。監督・脚本は、時代劇の名手・源孝志が務め、日本映画界が誇る実力派キャストとスタッフが結集し、“あだ討ち”をめぐる極上の江戸ミステリーを描き出す。

公開された本予告映像では、長尾演じる美しき若衆・菊之助の見事な剣さばきによって、北村演じる博徒・作兵衛がうめき声をあげながら討たれるシーンから始まる。雪明かりの中に浮かび上がる深紅の着物を揺らし歩む姿から一転、白装束をまとい現れた菊之助は、返り血ゆえ再び紅へと染まりながら、手には討ち取った首を強く掴んでいる。そんな衝撃の仇討ちのシーンを振り返りながら、「あり得ないんです」と放つのは、柄本演じる田舎侍・加瀬総一郎。“虫も殺せぬほどの優しい男”であった菊之助の仇討ちの真相を追う総一郎が辿り着いたのは、秘密を抱える芝居小屋だった。

そこでは渡辺演じる陰謀を企む立作者・篠田金治が「一体、何をお探しだ」と、総一郎を牽制するかのような眼光で待ち構えていた。そんな中、突如として雷鳴が鳴り響き映し出されたのは、主人を殺した作兵衛の姿と菊之助の絞り出すような「逃げろ――作兵衛!」という叫び。まるで深い絆でつながっているように見えるふたりが“仇を討つ者”と“討たれる者”として再会する――。 あの仇討ちの夜、本当は一体何があったのか?「一生忘れません…!」と震える声で言葉を絞り出す菊之助、そして涙を流す総一郎。やがて物語は、その涙に宿った“理由”へと迫っていく。

そして、芝居小屋に響くのは、金治の「やるしかないか」という静かな覚悟の一言。迷いのない足取りで奔走する森田座の人々。芝居小屋の人々が守りたかったものとは一体何なのか。仇討ちの裏に隠された人々の想いとは? 結末への期待と共に、温かな涙を予感させる予告編となっている。

本ビジュアルは、雪の降る夜に起こった、菊之助と作兵衛の仇討ちのシーンが大きく映し出され、下部には総一郎と金治を中心に、菊之助と作兵衛や森田座の面々、菊之助の父・清左衛門と母・たえの姿も。菊之助の赤い着物や和傘が印象的に描かれ、「江戸に咲いた大輪の華、そのカラクリを解き明かしましょう」というコピー通り、シンプルながらも鮮やかで目を惹くビジュアルとなっている。

さらに、劇中歌舞伎において七代目 市川團十郎役を「侍タイムスリッパー」で話題の冨家ノリマサ、五代目松本幸四郎役を名バイプレーヤーの本田博太郎が演じていることが発表された。 事件の裏に隠された<もう一つの物語>が紐解かれるたび、観る者は“あの夜”に秘められていた人々の想いを知ることとなる。すべての謎が解き明かされたときに辿り着く“噓偽りのない事の顛末”に、心震わす極上のエンタメミステリー作品となっている。

木挽町のあだ討ち」は2026年2月27日より全国公開。

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