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竹内涼真×町田啓太が明かす、「10DANCE」で感じた絶望と互いへの信頼

2025年12月17日 19:15

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人気BL漫画を原作に、究極の競技"10ダンス"に挑む2人の男性ダンサーの情熱と愛を描く映画「10DANCE」のNetflix独占配信を前に12月17日、都内でイベントが開催され、主演の竹内涼真町田啓太大友啓史監督が出席した。

井上佐藤による大人気漫画を実写化した本作。ラテンダンス日本チャンピオンの鈴木(竹内)とスタンダード(ボールルームダンス)世界2位の実力を持つ杉木(町田)が10種のダンスで競う究極の競技“10ダンス”に挑むさまを、互いへの愛情や嫉妬、情熱や苦悩を交えながら濃厚に描き出す。

竹内は本作について「僕が俳優を始めて、まだ12年ですけど、作品をやって、こんなに心と体がリンクして充実した作品は初めてです」と語り、配信を翌日に控えて「飛んでけ~!という感じ(笑)」と心境を明かす。

町田も竹内の言葉にうなずき「万感の思いというのはこういうことなんだな…」としみじみ。「撮影が終わった時もかなりキテたんですけど、もしかしたら僕は“いま”が一番キテるかも…」と全世界配信開始を前にワクワクした気持ちを抑えきれない様子。「全てを出し尽くし、注いで作った作品なので、本当にどういう反応が来るのか楽しみです」と晴れ晴れとした表情で語った。

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大友監督は「すごく難しい題材を、本当に全身全霊を込めて、キャストがやってくれたし、もちろん前提として素晴らしい原作があり、そこに報いるためには僕らも、本当に本気モードで、覚悟を決めて取り組まないと立ち向かえないぐらい、社交ダンスの世界というのは奥深くて愛に満ちていた」と述懐。だからこそ、「僕らのそういう思いがいよいよ明日、どういうふうに届くかというのが、本当に楽しみで楽しみでしょうがない」と語った。

竹内はダンス未経験で、一から練習を積み重ねて撮影に臨んだが、最初にオファーが届き、出演を決めるに至るまでについて「(出演を決めたのは)ちょうど31歳の誕生日を迎える前後で、32歳になるまでのこの1年間を捧げてみようかな? という気持ちでしたが、絶対に厳しい戦いになるし、相当なリスクを背負わなきゃいけなくて、人生を懸けて臨まないと成功しないだろうと企画書を読んだ瞬間にわかりました。たぶん自分はリスクフェチなんでしょうね…(苦笑)。自分の可能性を信じたくなる節があって『やります』と答えたけど、『言っちゃったな。もう後には引けないな。誰が一緒にやってくれるんだろう?』とドキドキしていました」と振り返る。

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町田は過去にジャンルは違えども、プロのダンサーを目指していた時期もあったが「僕はプロのダンサーの道をあきらめた人間だったので、その消化しきれなかった思いを、もしかしたら少しは消化できるかも…という思いもありました。こういう人間がやることで見る方も『自分も頑張ってみよう』とか、燻っているものに何か灯ってくれたらと思いました」と語る。とはいえ、町田がこれまでやってきたダンスとは全く異なるものだったようで「(過去の経験は)全部意味ないです(苦笑)」とのこと。最初に町田と竹内、それぞれのパートナーを務める石井杏奈土居志央梨で、実際に世界トップダンサーたちのパフォーマンスを見に行ったそうが、町田は自分たちが超えるべきハードルの高さに「絶望しました」と苦笑い。一方で「でも、同じくらい期待と興奮があって、『これをやれたらすごいことが起こるかも…』と興奮と絶望が入り混じっていました」と明かす。

大友監督は「キャリア30年近くになりますが、いろんな仕事する中で、俳優が奇跡を起こす瞬間を見てきた」と語り、竹内と町田が練習に打ち込む姿をカメラに収めながら「僕の中で早い段階で勝算がありました」と明かした。

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竹内は練習や撮影を通じて楽しさを感じた瞬間について「一緒に踊っていると、相手の体温とか、『あ、いま乗ってきてるな!』というのが直接わかるんです。ギリギリできるかできないか? すれすれのところを僕らはスタートからクランクアップまで、いつ落ちてもおかしくないところを綱渡りしてきて、人間なので調子が良い時も悪い時もあって、お互いで補いながら、助け合って、『あ、いまつながってる! 俺たち、乗ってきてる!』という瞬間があるんです。それを毎回、現場で獲得するために頑張っていたし、その瞬間が楽しかったです」と充実した表情で語る。

町田はそんな竹内について「ダンス未経験でしたけど、映画を見る人は、絶対にそうは思わないと思います。初めてステージで踊るシーンを見た時、僕は本当に感動してしまいました」と絶賛。町田が現場の様子について「ヒリヒリしてた…」と語り、竹内も「ギリギリだった。壊れてしまう寸前だった」と。町田は「それをつなぎ止められたのは、お互いがいたからだし、このチームでやれたからだと感じます」と互いへの信頼を口にしていた。

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