野原一家が“妖怪の国”で大冒険　「映画クレヨンしんちゃん奇々怪々！オラの妖怪バケ～ション」26年夏公開

2025年12月13日 17:00

「映画クレヨンしんちゃん」のシリーズ第33作「映画クレヨンしんちゃん奇々怪々！オラの妖怪バケ～ション」が、2026年夏に公開されることが決定した。スーパーティザービジュアルと特報映像が公開されている。

今作の物語は、妖怪の国を舞台に展開される。しんのすけ（小林由美子）たち野原家の面々は、秋田県の夏の風物詩・大曲の花火大会を見るため、ひろし（CV：森川智之）の実家である秋田を訪れる。同じ頃、ある事件をきっかけに、妖怪たちが妖怪の国から飛び出し、日本中を混乱の渦に陥れる。妖怪の国に誘い込まれてしまった野原家は、どこか懐かしく摩訶不思議な世界で予測不能な大冒険を繰り広げていく。

監督には、22年からテレビシリーズの演出を担当し、24年からは劇場版でも絵コンテ・パート演出を担当している渡辺正樹を抜てき。脚本は、テレビシリーズに参加した中村能子が担う。

スーパーティザービジュアルには、さまざまな妖怪の姿をかたどった花火が打ち上がるなか、それを見つめるしんのすけの姿が描かれている。同ビジュアルを使用した特報映像では、花火に感嘆の声をあげるしんのすけの様子を収録。また、天狗の衣装に身を包んだしんのすけのアイコンも公開された。

しんのすけ役の小林、スタッフ陣からのコメント全文は以下の通り。

【小林由美子（しんのすけ役）】
今度の映画クレヨンしんちゃんはぁ⤴
なんか　ようかい？
そうです……!!
ありそうでなかった妖怪×しんちゃん！
父ちゃんの故郷、秋田を舞台にみんなも知ってるあんな妖怪やこんな妖怪がしんちゃんと一緒に大暴れ!!
そこで繰り広げられる、妖怪としんちゃんの奇々怪々な物語とは……!!
しんのすけとの不思議でゆかいな夏をみなさまと過ごせる日が今から待ち遠しいです!!
こうご期待ください!!

【渡辺正樹（監督）】
日本を代表するアニメのひとつ「映画クレヨンしんちゃん」。
その監督のバトンを受け継ぎ、プレッシャーとともに心から感激しております。
今回は日本の原風景が残る妖怪の国を舞台に、天狗になったしんのすけが大活躍！
野原家がいろいろな妖怪と出会い、毎度のことながらハチャメチャでワクワクな展開が待っています。
野原家のひと夏の大冒険を、劇場へ観に来てもらえたらうれしいです！

【中村能子（脚本）】
自分が子どもだった頃より、今はいろいろなことがあっという間に変わっていく時代になったと感じます。
「昔の方が良かったこともある。でも今だって。そしてこれからもきっと──」
そんな願いを胸に「映画クレヨンしんちゃん」の脚本を、緊張しながらも初めて書かせていただきました。
しんのすけと一緒に、みなさんにも不思議な冒険の旅を楽しんでいただけたら幸いです！