マチアプで出会った運命の人は、ロマンス詐欺師? 地方暮らしアラフォー女性がパリへ向かう 台湾映画「サリー」1月16日公開
2025年11月28日 13:03

大阪アジアン映画祭で「来るべき才能賞」「ABCテレビ賞」をダブル受賞し話題を呼んだ台湾映画「莎莉」(原題)が、邦題「サリー」として1月16日公開される。予告編、ポスタービジュアル、場面写真が披露された。
40歳を目前にした独身女性がマッチングアプリで出会った“運命の人”を追ってパリへ──。近年、世界中で社会問題化しているロマンス詐欺を題材に、ひとりの女性が大切なものを見つけていく姿を描く。2019年、台湾アカデミー(台北金馬)の企画コンペで絶賛され、第28回釜山国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、第19回大阪アジアン映画祭で「来るべき才能賞」「ABCテレビ賞」をダブル受賞。また、第26回台北映画賞では最優秀音楽賞(リー・インホン)を受賞した他、主要5部門にノミネートされ話題となった。
© 2023 ENLA Media Limited, The Graduate Co., Ltd., Bole Film Co., Ltd. and Lien Chien Hung All Rights Reserved台湾の山間部でファームを営む38歳の女性、フイジュン。長年面倒を見てきた弟の結婚式を間近に控えている。独り身のフイジュンを案ずる叔母からは結婚を急かされてうんざり気味。そんな中、高校生の姪から半ば強引にマッチングアプリに登録されたフイジュンは、“サリー”というニックネームでアプリを始めてみることに。早速、パリで画廊を営むフランス人、マーティンと知り合い、求愛される。周囲からはロマンス詐欺だと警告されるが、フイジュンは真実の愛を確かめるため単身パリへと向かう。
監督は、短編やテレビ映画でキャリアを築き、本作で長編デビューしたリエン・ジエンホン。台湾でも後を絶たないロマンス詐欺のニュースに心を痛め、被害に遭った人や家族に取材を重ね、6年の歳月をかけて台湾とフランスを舞台に映画を完成させた。共同脚本には「父の初七日」などで知られる台湾のベストセラー作家、エッセイ・リウが参加している。主人公フイジュンを演じるのは、伝説的アイドルデュオ「Sweety」としてデビューし、近年は役者や司会として活動の場を広げるエスター・リウ。姉思いのウェイホン役には、人気俳優リン・ボーホン。幼馴染ハオ役は、台湾ヒップホップ界の人気アーティストで、本作の音楽も担当したリー・インホンが務める。
© 2023 ENLA Media Limited, The Graduate Co., Ltd., Bole Film Co., Ltd. and Lien Chien Hung All Rights Reserved予告編は「地方暮らし。気がつけば38歳」のナレーションとともに紹介される主人公・フイジュンが、おせっかいな叔母さんに見合いを勧められたり、占い師に台湾の妖怪“虎ばばあ”などと言われて厄介者扱いされる様子が映し出される。高校生の姪からマッチングアプリを勧められ、「サリー、28歳」と年齢を詐称して始めてみたフイジュンは、パリで画廊を経営する男性マーティンと出会って求愛され、「いつか絶対パリへ行く」と心に誓う。しかし周囲からだまされていると忠告され、フイジュンは不安を募らせ、苛立つ。続いて「可能性は、1%でも。」というコピーと「答えは自分で見つけてみないと」というセリフとともに、一歩踏み出したフイジュンがパリで見つけたものが気になる映像だ。
映画「サリー」は、2026年1月16日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
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