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トランプ大統領、お気に入り映画「ラッシュアワー」続編製作を要請

2025年11月26日 12:00

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画像は「ラッシュアワー3」
画像は「ラッシュアワー3」
TM and (C) MMVII New Line Productions, Inc. All Rights

ドナルド・トランプ米大統領が、ジャッキー・チェンクリス・タッカー主演のアクションコメディ「ラッシュアワー」シリーズの新作を、オラクル創業者でパラマウント・スカイダンスのオーナー、ラリー・エリソンに個人的に要請していることが明らかになったと、米メディアSemaforが報じている。

1998年に公開された「ラッシュアワー」は、ロサンゼルス市警の口達者な刑事ジェームズ・カーター(タッカー)と、香港警察の腕利き刑事リー(チェン)がコンビを組んで事件を解決するコメディ・アクション。続編2作も製作されたが、2007年の3作目以降は新作が作られていない。トランプ大統領は盟友であるエリソンに「ラッシュアワー4」の製作を直接働きかけているという。

トランプ大統領の映画の好みは、80年代から90年代のアクション映画で一貫している。1997年のニューヨーカー誌の取材では、ジャン=クロード・バン・ダム主演の格闘技映画「ブラッドスポーツ」を「信じられないほど素晴らしい映画」と絶賛。「荒々しいコメディやアクション映画」を復活させたいと考えているという。

しかし、この続編製作の話には複雑なビジネス事情が絡んでいる。「ラッシュアワー」シリーズの権利は、もともとニューラインシネマが製作したもので、現在はワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)が保有している。そのWBDが現在、企業価値440億ドル(約6兆6000億円)規模の売却入札を行っており、パラマウント・スカイダンス、ネットフリックス、コムキャストの3社が入札に参加している。

注目されるのが、エリソンとトランプの関係性だ。資産3300億ドル超を持つ世界有数の富豪であるエリソンは、トランプの有力な支援者として知られる。息子のデビッド・エリソンが経営するパラマウント・スカイダンスの買収を、父ラリーが全面的に支援している。英ガーディアン紙によれば、ホワイトハウスはパラマウント・スカイダンスによるWBD買収に「好意的」な姿勢を示しており、規制当局の審査などでエリソンの買収を後押しする立場にあるという。エリソンがWBDを買収すれば、「ラッシュアワー」の権利も手に入ることになる。

なお、シリーズを監督したブレット・ラトナーは2017年に性的不正行為で告発され、ワーナーが関係を断絶していたが、メラニア・トランプのドキュメンタリー映画で復帰。トランプ陣営との密接な関係を築いている。

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