1984年、32歳の坂本龍一が“音楽”を語るドキュメント「TokyoMelody」予告編 矢野顕子との連弾シーンも
2025年11月20日 18:00

1984年に制作された坂本龍一のドキュメンタリー「Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto」4Kレストア版の本予告映像が公開された。
本作は、1984年に写真家でもあるエリザベス・レナード監督とフランス国立視聴覚研究所(INA)が制作したドキュメンタリー。わずか60分余りの16ミリフィルムには、スタジオでのレコーディング風景やインタビューを通して、30代だった坂本が価値観、音楽哲学、文化について語る姿が収められている。また、坂本が音楽を担当・主演した大島渚監督作「戦場のメリークリスマス」(1983)、YMOの散開コンサートやプロモーションビデオの映像も含まれ、さらに、かつて新宿にあったアルタや渋谷のスクランブル交差点など、1980年代の東京の風景が⽣き⽣きと映し出される。
この程公開された本予告は、エリザベス・レナード監督が日本で購入したという、スペースガンにも似た"音の鳴るおもちゃのカメラ”を渡された坂本が興味深そうにもてあそぶ即興的なシーンから始まり、1984年5月・当時32歳だった坂本の姿を、東京、そして街に溢れる<音>とともに映し出す。
当時の日本と音楽の関係について、坂本は「音楽というのは非日常的な時間のために作られたと思うんだけども、現在の日本のように至る所に音楽があるということは、裏を返せば“非日常的な時間が日常的に続いている”というふうに言えるんじゃないかな」と語る。そして制作の只中であった「音楽図鑑」のレコーディング場面では、Fairlight CMI デジタルシンセサイザーを使ってサンプルやループを作り出し、それらがモニター上で視覚化される様子も。そのほか、「M.A.Y. IN THE BACKYARD」や、「Merry Christmas Mr. Lawrence」をピアノで奏でる姿、そしてYMOの散開コンサート、矢野顕子と坂本が自宅のグランドピアノで連弾するシーンが映し出される。さまざまな東京を背景にした坂本龍一、そして彼が見つめた〈東京の音〉を感じることのできる映像となっている。

映画は2026年1月16日公開。ムビチケカード、ムビチケオンライン券は11月21日から発売。ムビチケカード購入者特典は、新宿アルタの大型ヴィジョンをバックに立つ坂本の場面写真をあしらったオリジナルポストカード。
(C)Elizabeth Lennard
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