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綾野剛が精神的な愛の可能性を探るこじらせ作家に「星と月は天の穴」一人暮らしの日常生活場面写真&本編映像

2025年11月20日 15:00

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画像1(C)2025「星と月は天の穴」製作委員会

日本を代表する脚本家・荒井晴彦の監督最新作で、吉行淳之介の小説を綾野剛主演で映画化した「星と月は天の穴」の新たな本編映像(https://youtu.be/uVzVzWBZ7ss)と場面写真が公開された。

荒井監督の長年の念願だった吉行淳之介による芸術選奨文部大臣受賞作品を映画化。過去の離婚経験から女を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせる40代小説家の日常が、エロティシズムとペーソスを織り交ぜながら綴られている。

小説家の矢添は、妻に逃げられ結婚に失敗して以来、独身のまま40代を迎えていた。心に空いた穴を埋めるように 娼婦・千枝子と時折り体を交え、捨てられた過去を引きずりながらやり過ごしていた。そして彼には恋愛に尻込みするもう一つの理由があった。それは、誰にも知られたくない自身の“秘密”にコンプレックスを抱えているからだ。そんな矢添は、自身が執筆する恋愛小説の主人公に自分自身を投影することで「精神的な愛の可能性」を自問するように探求するのが日課だった。ところがある日、画廊で偶然出会った大学生の瀬川紀子と彼女の粗相をきっかけに奇妙な情事へと至り、矢添の日常と心が揺れ始める。

画像2(C)2025「星と月は天の穴」製作委員会

このほど公開された動画と場面写真は、綾野演じる作家・矢添克二の“こじらせた日常”にフォーカスしたもの。妻に捨てられた過去を持つ矢添は、執筆する恋愛小説の主人公に自身を投影し、「精神的な愛の可能性」を探求している。劇中では、矢添の書く小説が映像として映し出されているが、【矢添自身を投影している小説の主人公A】も矢添と同じく綾野が演じる。「街を一緒に散歩してくれればいい。動画の中での「部屋の中でのつき合いはいらないというわけだ」というセリフから、素直に一緒にいたいと言えないとこじらせている矢添と小説の中のAの思考が読み取れる。そんな矢添の日常に絡む大学生・紀子(咲耶)や、なじみの娼婦・千枝子(田中麗奈)、小説の中のAと対するB子(岬あかり)ら、女性たちは、そんな彼の心のうちを見抜いているかのように、彼の言葉を受け流し、彼を凌駕していく――。

画像3(C)2025「星と月は天の穴」製作委員会

場面カットでは矢添の一人暮らしの日常生活が切り取られている。1960年代という時代設定にリアリティを与える昭和レトロの美術セット、そして“目は口ほどにものを言う”を体現している綾野のにも要注目だ。「星と月は天の穴」は、12月19日から東京・テアトル新宿ほかで公開。

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