ケビン・コスナー、新ドラマでビル・クリントン元大統領役
2025年11月20日 14:00

米俳優ケビン・コスナーが、新ドラマ「ユナイテッド(原題)」でビル・クリントン元アメリカ大統領役をオファーされていることが明らかになったと、米Deadlineが報じている。レオナルド・ディカプリオが制作総指揮を務め、国連との協力により製作される異例のプロジェクトだ。
本作は1999年の東ティモールにおける国連ミッションを題材としたドラマシリーズ。コスナーが演じるクリントン大統領のほか、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」のチュクーディ・イウジが、当時の国連事務総長コフィ・アナン役での出演交渉に入っていると伝えられている。
ドラマが描くのは、99年の東ティモール独立を巡る激動の状況。東ティモールは長くポルトガル領だったが、76年にインドネシアが武力侵攻し併合。その後20年以上にわたり独立運動が続いた。
99年8月、インドネシア政府による拡大自治案の受入れか独立かを問う住民投票が実施され、約8割が独立を選択した。しかし投票直後、親インドネシア派民兵による破壊活動が激化し、治安が極度に悪化。国連安保理決議により豪州を中心とする多国籍軍が展開して治安を回復し、2002年5月に東ティモールは独立を果たした。クリントン大統領は住民投票後の状況沈静化において、豪州やポルトガルなど国連加盟国と連携し重要な役割を果たしたことで知られる。
コスナーはこれまでのキャリアで数多くの歴史上の人物を演じてきた。「アンタッチャブル」ではエリオット・ネス、「ワイアット・アープ」(1994年)では西部開拓時代の保安官ワイアット・アープ、そして「JFK」ではケネディ大統領暗殺事件を捜査する地方検事ジム・ギャリソンを演じている。
脚本・監督を務めるのは、「Night Hunter」のデビッド・レイモンド。レイモンドは国連と長年提携し、人道支援の実話を題材にした作品を手がけてきた。本シリーズも、世界中の人道支援スタッフの勇気と献身を描くドラマとして企画されている。
制作はレオナルド・ディカプリオのアッピアン・ウェイ、Onwards Studios、Prime Focus DNEGが担当。撮影は2026年にアトランタとスペインで行われる予定だ。
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