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アンデスの女性が置かれた現実が渦巻く「少女はアンデスの星を見た」予告編公開

2025年11月14日 14:00

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第97回アカデミー賞国際長編映画賞ペルー代表作品
第97回アカデミー賞国際長編映画賞ペルー代表作品
(C)2023 CINE AYMARA STUDIOS

1980年代のペルー・アンデス地域を舞台に、古いしきたりと差別意識を背景に起きた少女の悲劇的な物語をモノクロ映像で描いたドラマ「少女はアンデスの星を見た」の予告編が公開された。

「夜明けに輝く星」という意味を持つ「ヤナワラ」と名づけられた少女。母親は彼女を出産して亡くなり、父親も落雷で命を落とした。落雷のショックでヤナワラは言葉を発しなくなったが、雄大なアンデスの山々と動物たちに囲まれ、祖父エバリストの愛情のもと健やかに成長した。やがて思春期になったヤナワラに教育を受けさせたいと考えた祖父は、新任の教師に読み書きを教えてもらおうと、共同体唯一の小さな学校に彼女を連れていく。それは生活を豊かにする機会に思えたが、教師から受けた暴力により、さらなる悲劇が起こる。祖父は愛する孫娘を恐ろしい運命から救いたい一心で、ある決断を下す。

主人公ヤナワラ役には、撮影地のコントゥリリ地区でスカウトされたルス・ディアナ・ママニを抜てき。2017年の長編デビュー作「アンデス、ふたりぼっち」が国内外で高く評価されたペルーのオスカル・カタコラ監督が長編第2作として制作を開始したが、本作撮影中に病気で急逝。オスカル監督と長年コンビを組み映画制作を続けてきた叔父ティト・カタコラが監督を引き継ぎ完成させた。

画像2(C)2023 CINE AYMARA STUDIOS

このほど公開された予告編は、雄大かつ幻想的なアンデスの山並みを背景にひとり佇むヤナワラの姿から始まる。孫に教育を受けさせたいと願うエバリストの思いが、ヤナワラの運命を狂わせていき、共同体による「裁き」が行われる様子が映し出される。ヤナワラを待ち受ける悲劇的な物語と、現在も変わらないアンデスの女性がおかれた過酷な現実を暗示する仕上がりとなっている。

少女はアンデスの星を見た」は、12月20日から東京・新宿K’s cinemaほか全国順次公開。

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