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冷戦下のスイス、劇団に潜入する捜査官と舞台女優の恋 「役者になったスパイ」1月23日公開

2025年11月12日 12:00

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「その史実は、戯曲を超える。」
「その史実は、戯曲を超える。」
(C)Langfilm / Bernard Lang AG 2020

1989年の冷戦下のスイスで、劇団に潜入する捜査官と舞台女優の恋を描いたポリティカルロマンスコメディ「Moskau Einfach!(原題)」が、「役者になったスパイ」の邦題で、2026年1月23日から公開されることが決定した。

舞台は89年、ソ連の共産主義に対する恐れが蔓延する冷戦下のスイス。警察官のヴィクトール・シュエラー(フィリップ・グラバー)は、反体制派の情報収集と監視のため、デモ活動を展開していたシャウシュピールハウス劇場への潜入捜査を命じられる。しかし監視対象であるはずの主演女優、オディール・ヨーラ(ミリアム・シュタイン)と恋に落ち、劇団員とも交流を深めるうちに、自らの任務にも疑問を抱くようになる。

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メガホンをとったのは、デビュー作「Der Freund(原題)」(2008)でスイス映画賞作品賞を受賞し、「Will You Marry Us?(英題)」(09)の大ヒット以降、ロマンス映画の名監督として知られるミヒャ・レビンスキー。日本でも公開された衝撃作「まともな男」(15)では、ヒューマンサスペンスという新境地を開拓した。

本作の題材となったのは、中立を掲げながらも強い反共意識に覆われた80年代のスイスを舞台に、市民が監視対象となった異例のスキャンダル。レビンスキー監督は、冷戦下のひりついた空気、ベルリンの壁崩壊の衝撃、人々に巣食う疑心暗鬼にユーモアを加え、バランスのとれた作品に仕上げている。シェイクスピアの「十二夜」の稽古と現実が重なり合うなかで、任務と恋に揺れる男を描き出した。

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あわせて披露された日本版ポスターでは、向かい合うヴィクトールとオディールの姿に、「その史実は、戯曲を超える。」というコピーが添えられている。場面写真では、ヴィクトールのスパイとしての監視活動の様子や、シャウシュピールハウス劇場の人々の姿などが切り取られている。

役者になったスパイ」は26年1月23日から、東京のYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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