【生誕60周年祭】マッツ・ミケルセンが衝撃ビジュアル披露 日本初公開「フレッシュ・デリ」本編映像&場面カット
2025年11月4日 14:00

11月22日に誕生日を迎えるデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセンの生誕60年を記念し、日本劇場初公開作含む7作品を一挙上映する「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」が11月14日から開催される。上映作のひとつで日本劇場初公開となる「フレッシュ・デリ」の本編映像と、クセが強い登場人物たちを収めた場面カット12点が一挙披露された。
ミケルセンは、プロのダンサーとしての約10年にわたるキャリアを持ちながら、「プッシャー」(1996)で鮮烈な映画デビューを飾って以来、ニコラス・ウィンディング・レフンやトマス・ビンターベアといったデンマークを代表する名匠たちの作品に数多く出演し、「偽りなき者」(2012)で第65回カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞。その一方で、「007 カジノ・ロワイヤル」(06)で演じた魅惑的な悪役像で世界中に強烈な印象を残して大ブレイクを果たす。その後もハマり役となったテレビシリーズ「ハンニバル」(13~15)でその人気を不動のものとし、名実ともに現代デンマークを代表する俳優となった。
「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」では、若き日のミケルセンを堪能できる「ブレイカウェイ」(00)や「フレッシュ・デリ」(02)、長らく未公開となっていた「メン&チキン」(15)といった日本初公開作だけでなく、「アダムズ・アップル」(05)、「アフター・ウェディング」(06)、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(12)、そして代表作とも言うべき「偽りなき者」(12)の7作品を上映する。

「フレッシュ・デリ」は、精肉店で客に人肉を提供する羽目になった男たちの奮闘を描いたデンマーク製ブラックコメディ。精肉店を開業したスヴェン(ミケルセン)とビャンは、冷凍庫に閉じ込められていた電気工の死体を発見する。ひょんなことから、スヴェンは死体の肉でマリネを作り客に提供するが、なんとそのメニューが大人気となってしまう。店の評判を失いたくない彼は、材料を調達するべく次々と人間を手にかけていく。

公開されたのは、いまのミステリアスでセクシーなイメージを覆す衝撃のビジュアルで登場するミケルセンを収めた本編映像。脂汗を額に滲ませ精肉店を営む町の嫌われ者スヴェンは、人肉をマリネにして店で提供していたことがビャンにバレて言い訳するが……。焦りながらも、「天の采配さ」と行いを正当化しようとするミケルセンの狂気に満ちた演技が光る映像となっている。
「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」は、11月14日から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
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