ダコタ・ジョンソンが長編監督デビュー! チャーリーXCX、ジェシカ・アルバが出演交渉中
2025年10月23日 20:00

「フィフティ・シェイズ」シリーズや「マダム・ウェブ」で知られる女優ダコタ・ジョンソンが、初の長編監督作「A Tree Is Blue(原題)」を手がけることが明らかになった。バネッサ・バーガート、チャーリーXCX、ジェシカ・アルバが出演交渉中だという。
ジョンソンにとっては、2024年トロント国際映画祭で上映された短編「Loser Baby(原題)」に続く監督第2作にして、初の長編映画となる。撮影は11月にロサンゼルスで開始予定。製作費1000万ドル未満で、カリフォルニア州の撮影税額控除240万ドル(約3.6億円)を獲得している。
本作の脚本を手がけたのは、自閉スペクトラム当事者として知られるバーガート。彼女は自らの実体験をもとに、自閉スペクトラムにある少女が過保護な母親のもとを離れ、卒業後の夏に自由・友情・少しの混乱を求めて旅立つ物語を書き上げた。バーガートにとっては初の脚本作となる。
ポップアイコンとして活躍するチャーリーXCXは、A24の「The Moment(原題)」をはじめ、「Faces of Death(原題)」「I Want Your Sex(原題)」(グレッグ・アラキ監督)、「The Gallerist(原題)」(キャシー・ヤン監督)俳優としての活動を本格化させている。ジャック・アントノフとともにA24映画「Mother Mary(原題)」のスコア共同プロデュースも務めた。
一方、ジェシカ・アルバは「シン・シティ」「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」などで知られ、近年はプロデュース業にも注力している。
ジョンソンは自身の監督デビューについて、「この物語には、孤独、愛、自己受容が繊細に描かれている。バネッサが書いた脚本は、静かで力強く、そして誠実な希望に満ちている」とコメントを寄せている。米Deadlineによれば、2026年の映画祭シーズンでのプレミア公開を見込んでいるようだ。
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