アナ・ケンドリック×J・K・シモンズ、地政学スリラーで共演 原案は元諜報員
2025年10月15日 16:00

「ピッチ・パーフェクト」「シンプル・フェイバー」のアナ・ケンドリックと、「セッション」「ザ・コンサルタント2」のJ・K・シモンズが、新作ドラマシリーズ「エンバシー(原題)」で共演することが明らかになった。米Deadlineが報じた。
本作は、国防機関や各国大使館での勤務経験を持つ元諜報員のロム・ロタンが原案・脚本をもとに、ドラマ「ライン・オブ・デューティ」「リグ 霧に潜むモノ」などでメガホンをとったジョン・ストリックランドが監督を務める。
あらすじは、武装傭兵によるロンドンの米国大使館を襲撃を受け、敏腕の外交官レイラ(ケンドリック)は、駐英米国大使(シモンズ)を守るか、それとも彼の命令に従い“高価値資産”を守るかという究極の選択を迫られるというもの。やがて巨大な陰謀が明らかになる中、主人公はかつての婚約者である英国特殊部隊SASの兵士の助けを借りながら、限られた時間で決断を下さなければならない。」
6部構成のシリーズとして制作され、AGCとアセンデント・フォックス、タービン・スタジオが製作を務める。2026年2月からロンドンとケルンで撮影が行われる予定だ。
ケンドリックは、ロサンゼルスで11月より撮影開始のセス・ローゲンと共演するコメディ映画「Babies(原題」や、アダム・ドライバー、ダニエル・カルーヤと共演するクリス・ロック監督のA24映画の出演が控えている。近年は、製作会社Let's Go Againを通じてプロデュース業でも活躍している。
シモンズは「セッション」(2014)でアカデミー助演男優賞を受賞後、「レッド・ワン」や「ザ・コンサルタント2」などに出演。今後の出演作には、「The Westies(原題)」「The Prince(原題)」「Reykjavik(原題)」「Heart of the Beast(原題)」などがある。