ジェームズ・ガン、「ピースメーカー」シーズン2がDCU全体の未来を変える
2025年10月14日 20:00

DCユニバースを舞台にしたドラマ「ピースメーカー」のシーズン2が、10月10日(現地時間)に最終話を迎えた。DCスタジオの共同代表を務めるジェームズ・ガンは、米バラエティが主催したバーチャル記者会見で、本作のフィナーレが今後のDCユニバース(DCU)全体の鍵を握ることを明かした。
ガンによれば、今年7月公開の「スーパーマン」が新生DCUの第一弾となったが、「ピースメーカー」シーズン2はさらに重要な出発点になるという。その理由は、シーズン2で導入された2つの重要な要素にある。DCコミックス由来の秘密機関「チェックメイト」と、メタヒューマン専用の刑務所惑星「サルベーション」だ。
チェックメイトは1988年にDCコミックスで初登場した組織で、主にアンチヒーローたちで構成されてきた長い歴史を持つ。ピースメーカーとヴィジランテは初期のメンバーであり、他にもアマンダ・ウォラー、デッドショット、デスストローク、ハントレス、ミスター・テリフィックといったキャラクターたちが所属してきた。
一方、サルベーションは2007-2008年の「サルベーション・ラン」で初めて登場したコンセプトだ。ガンは「絶対に脱出不可能だが、少し無謀な刑務所を作るというコンセプトが好きだ」と説明する。
「一見そうは見えないかもしれないが、すべては非常に密接につながっている」とガンは語る。サルベーションは2028年公開予定の「スーパーマン」続編「マン・オブ・トゥモロー」で中心的な役割を果たし、チェックメイトとサルベーションの両方が、今後のドラマ「ランタンズ」を含むDCU全体を貫く物語の糸となる予定だという。
ガン監督は現時点では「ピースメーカー」を継続させる予定はないという。ただし、シーズン3を完全に否定したわけではない。「ただ、ぜったいにないというわけではない。ただ、いまはDCUの未来を考えている」
ガンは現時点で「ピースメーカー」シーズン3の予定はないとしながらも、可能性を完全に否定したわけではない。「ただ、絶対にないというわけではない。今はDCUの未来を考えている」と述べた。
「ピースメーカー」が一区切りを迎えた今、ガンは「ランタンズ」「スーパーガール」「クレイフェイス」「ザ・バットマン2」といった企画の統括を進めつつ、自ら監督を務める「マン・オブ・トゥモロー」の準備を進めている。
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