「バラード 未解決事件捜査班」シーズン2製作決定
2025年10月11日 13:00

Prime Videoで独占配信中のクライムドラマ「バラード 未解決事件捜査班」のシーズン2製作が決定したと、米Deadlineが報じている。
本作は、ベストセラー作家マイクル・コナリーの作品にインスパイアされた「BOSCH」のスピンオフ作品。ストーリーは、レネイ・バラード刑事(マギー・Q)がLAPDに新設された予算不足の未解決事件課を率い、市内で長年忘れ去られていた困難な事件に取り組む姿を描く。連続殺人犯による一連の殺人事件や、身元不明の殺人被害者など、数十年にわたる事件の真相に迫るうちに、彼女はLAPD内部の陰謀を発見するという筋書き。ボランティアや引退刑事ハリー・ボッシュ(タイタス・ウェリバー)の協力を得ながら、バラード刑事は個人的なトラウマ、職業上の課題、命を脅かす危険をくぐり抜けて真実を暴いていく。
全10話で構成されたシーズン1は7月9日に一挙配信され、約3カ月を経ての更新決定となった。本作は批評家から高い評価を受けており、米評価サイトRotten Tomatoesでは100%のスコアを獲得。視聴実績も好調で、配信開始から月末までに米国内で25億分の視聴を記録した。Nielsenの週間ストリーミングオリジナル作品トップ10に数週間ランクインし、7月21日の週には6億1,900万分の視聴で4位を記録している。
シーズン2製作の可能性は、8月にカリフォルニア映画委員会から1,484万ドルのタックスクレジットが付与されたことで高まっていた。ロサンゼルスを拠点とする本作への税制優遇措置により、更新はほぼ確実視されていたという。
マギー・Qのほか、キャストにはコートニー・テイラー、マイケル・モズリー、レベッカ・フィールド、ビクトリア・モロレス、エイミー・ヒル、ジョン・キャロル・リンチが名を連ねる。エグゼクティブプロデューサーは、コナリー、ヘンリック・バスティン、マイケル・アライモ、ケンダル・シャーウッド、トリッシュ・ホフマン、ジェット・ウィルキンソン、メリッサ・アウアテが務める。
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