小栗旬との“カップルケミ”が話題沸騰 「匿名の恋人たち」“話題のヒロイン”ハン・ヒョジュとは?
2025年10月4日 12:00

小栗旬が、2012年放送のテレビドラマ「リッチマン、プアウーマン」以来13年ぶりに王道ロマコメ作品にカムバックするNetflixシリーズ「匿名の恋人たち」。同作のヒロインを務めるのは、ハン・ヒョジュ。本記事では、新場面写真とともに、“小栗旬13年ぶりの恋の相手役”としてSNSでも話題沸騰の“韓国の国民的実力派俳優”の魅力に迫っていく。
本作は、30~40代の大人のロマンティックコメディとして始動し、“人に触れられない”“人の目を見られない”という、恋愛には絶望的に向かない男女の恋模様を、豪華キャストと日韓のスタッフが集結して描くドラマシリーズ。小栗が潔癖な製菓メーカー御曹司の主人公・壮亮役、ハン・ヒョジュが視線恐怖症を抱える天才ショコラティエのハナ役、壮亮の数少ない理解者である友人・寛役を赤西仁、壮亮の友人で精神科医でもあるアイリーン役を中村ゆりが演じる。監督は、「君の膵臓をたべたい(2017)」「センセイ君主」などの月川翔が務めた。
先日SNSを大きく賑わせたのが、9月末に開催されたアジア最大規模の映画祭「第30回釜山国際映画祭」での、小栗とハン・ヒョジュの2ショット。話題のドラマシリーズを紹介する「オンスクリーン部門」に正式招待され、初めてファンの前に登場した2人の現地での自然体かつ信頼し合う様子が公式SNSなどで度々アップされると、その大人可愛い“カップルケミ”に世界中から注目が集まっていた。

ハン・ヒョジュは、2006年に19歳で韓国の国民的ドラマ「春のワルツ」の主演に抜てきされ、続けて主演を務めた「華麗なる遺産」が韓国国内で最高視聴率47.1%を記録する大ヒット。その後も続けざまに「トンイ」の主演を務め、韓国だけでなくアジア中で人気を博すこととなる。
テレビドラマ界を代表する主演俳優として確固たる地位を築いた彼女は、その後2016年には映画「ビューティー・インサイド」の主演、2019年には米テレビドラマ「トレッドストーン」への出演でハリウッドデビュー。韓国ドラマ界を席巻し、映画、さらにはハリウッドと活躍の場を広げると、同時に日本語での演技にも精力的に力を入れ、映画「太陽は動かない」などの日本映画にも出演。近年ではドラマ「ムービング」やNetflix映画「毒戦 BELIEVER 2」でアクションありのタフな役柄を務め、演技の幅を広げてきた。
その演技は、韓国で“三大演技大賞”と呼ばれる「百想芸術大賞」「青龍映画賞」「大鐘賞」のすべてで主演女優賞を獲得するなど高く評価されており、第30回釜山国際映画祭でもその実績を評価され、今年から新設されたコンペティション部門の最年少審査員も務めあげた。
名実ともに世界のトップスターであるハン・ヒョジュが「匿名の恋人たち」で演じているのが、小栗演じる壮亮と運命的な出会いを果たし、恋に落ちるヒロイン、イ・ハナである。月川監督は、ハン・ヒョジュ自身とも運命的な出会いであったことを明かしており、「たまたま本作のプロデューサーとヒョジュさんがTV電話をしていた際に小栗さんと一緒に出くわして、電話を切った後に“電話の向こうにハナがいたよね!”と話したことがきっかけだったんです」と満場一致での決定だったというキャスティング秘話を振り返る。

ハン・ヒョジュ自身も、「久しぶりのラブストーリーだったので、恥ずかしい!と思う瞬間もいっぱいありましたが、演じていく中で私自身がハナにすごく癒されました」と思い入れの強いキャラクターとなったと明かしている。公開された場面写真&メイキングカットからも、そんなハナのチャーミングな一面が垣間見えるはずだ。
さらに、準備期間を含めると約1年にも渡る撮影期間を乗り越えてきた月川監督は「ヒョジュさんは小栗さんと一緒になって現場を明るく盛り上げてくれました。小栗さんも“彼女が一緒じゃなかったらここまでやれなかった”とおっしゃっていたくらい、とにかくずっと前向き。でも時に現場でハッとするようなアイディアもくれる、すごい俳優さんでした」と述懐。そんな彼女をそばでずっと見てきた小栗自身も、慣れない日本での撮影現場でひたむきに努力し続けるその姿に「本当にすごく頑張ってくれたヒョジュの存在が大きかった」と絶大な信頼を寄せている。
「匿名の恋人たち」は、10月16日からNetflixで配信開始。
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