AI女優ティリー・ノーウッドがチューリッヒサミットに登場 次代のスカーレット・ヨハンソンに!?
2025年10月3日 15:30

第21回チューリッヒ映画祭で9月27日、チューリッヒサミットが開催され、AI生成による女優ティリー・ノーウッドが複数のタレントエージェントから注目を集めていると、俳優・コメディアン・プロデューサーのエリーネ・ファン・デル・フェルデン氏が語った。
米バラエティによれば、ノーウッドはファン・デル・フェルデン氏のAIプロダクション「Particle6」の傘下にあるAIタレントスタジオ「Xicoia」によって生み出された第1号女優だ。同氏によると現在、水面下でさまざまなAIの企画が進行中で数カ月内により詳しい内容を発表できるとのこと。「2月頃にいろいろな役員会で提案したときは、みな口をそろえて“こんなものは話にならない。あり得ない”という反応だった。それが5月くらいには、“君たちと一緒に何か作りたい”と態度が変わった」と語り、「私たちが最初にティリーを披露したときは、“何だあれは?”程度の扱いだったけれど、今はどのタレント事務所が彼女と契約することになるか、間もなく発表する段階にきている」と明かした。
ノーウッドは今年7月、自身のフェイスブックページでコメディ短編「AIコミッショナー(原題)」に初めて女優として出演したことを発表。「信じられない。私の初めての作品が配信されました。私が出演した『AIコミッショナー(原題)』はParticle6の素晴らしいチームが制作した、未来のテレビ作品の可能性を興味深く掘り下げるコメディスケッチです。私はAIで生成された存在かもしれませんが、今すごく感動しています」と書き込んだ。
ファン・デル・フェルデン氏は、英ブロードキャスト・インターナショナルに財政的な問題が映画やテレビ制作のビジネスをAIにシフトさせていると明かし、「私たちはティリーを次代のスカーレット・ヨハンソン、あるいはナタリー・ポートマンのようにしたいと思っています。それが私たちの目標です」とコメント。また、LinkedInのポストでは「観客? 彼らはストーリーを重視するのであって、俳優に脈拍があるかなんて気にしません。人工的に作られた俳優の時代は“そのうち来る”のではなく、すでに始まっているのです」と語っている。
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