復讐に人生を捧げた男の激動の20年「モンテ・クリスト伯」新場面写真&30秒予告映像公開！

2025年9月22日 17:00

フランス国内で940万人を動員し、全世界興収1億ドルを突破したピエール・ニネ主演最新作「モンテ・クリスト伯」の新場面写真&30秒予告映像が披露された。

文豪アレクサンドル・デュマが執筆した「巌窟王」の名でも知られる傑作小説を新たに映画化。“復讐劇の金字塔”とも称されるドラマチックな展開は、ロマンス、サスペンス、アクションの枠を超え、激しい情念が渦巻く究極の人間ドラマだ。第77回カンヌ国際映画祭では11分間のスタンディングオベーションを獲得した。

将来を約束された若き航海士エドモン・ダンテスは、ある策略により無実の罪で投獄され、次第に生きる気力を失っていく。絶望の中、脱獄を企てる老司祭との出会いにより、やがて希望を取り戻していった。司祭から学問と教養を授かり、さらにテンプル騎士団の隠し財宝の存在を打ち明けられる。囚われの身となった14年後、奇跡的に脱獄を果たしたダンテスは、莫大な秘密の財宝を手に入れ、謎に包まれた大富豪“モンテ・クリスト伯”としてパリ社交界に姿を現す。そして、自らの人生を奪った三人の男たちに巧妙に近づいていく──。

主演は「イヴ・サンローラン」（14）でセザール賞主演男優賞を史上最年少で受賞した実力派スターのピエール・ニネ。驚きの変装術や冷酷な計画を駆使する、数奇な運命を背負った男、ダンテスを優雅かつ繊細に演じきった。

この程公開された新規場面写真は7点。後にモンテ・クリストと名を変え復讐に燃える、若き日の主人公・ダンテス（ピエール・ニネ）が結婚間近の恋人メルセデスらと談笑する姿から、復讐の鬼と化し冷酷な表情で引き金を引くカットまで、幸せの絶頂から絶望の底に落とされた約20年間に渡る激動の一部が垣間見えるものだ。未来ある若者からミステリアスな大富豪へと変貌していく様を、このうえなく鮮烈に具現化したピエール・ニネの変化も注目だ。

そのほか無実の罪で孤島に投獄された先で、彼を導くファリア司祭（ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ）とのカットでは、荒れ放題の髭に見る影もないほどに衰弱しきった姿が。またモンテ・クリスト伯の壮大な復讐計画に加わった2人の若き仲間、アンドレア（ジュリアン・ドゥ・サン・ジャン）と美しきエデ（アナマリア・バルトロメイ）のカットも。脱出に成功した先で莫大な秘密の財宝を手に入れ、謎に包まれた大富豪“モンテ・クリスト伯”としてパリ社交界に姿を現したモンテ・クリスト伯。そこで再会した最愛のメルセデスと見つめ合う姿や、自らの人生を奪った三人の男たちのカットも。自らを破滅に追いやった者たちへ美しき制裁を下すため、巧妙に近づいていく──。