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山形国際ドキュメンタリー映画祭2025、オープニングにオノ・ヨーコ「カットピース」など「アメリカン・ダイレクト・シネマ短編集」、ホセ・ルイス・ゲリン最新作上映も決定

2025年9月16日 18:00

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ホセ・ルイス・ゲリン最新作「善き谷の物語」
ホセ・ルイス・ゲリン最新作「善き谷の物語」
画像提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭

10月9日~16日の8日間に山形県山形市で開催される、山形国際ドキュメンタリー映画祭のオープニング作品、新たな上映作品やコンペティション部門の審査員、映画祭のプロモーション映像(https://youtu.be/kCCbzxu7mAI)が披露された。

オープニング作は、「アメリカン・ダイレクト・シネマ短編集」で、本短編集は、今年の目玉企画の一つ、アメリカン・ダイレクト・シネマ特集で上映する4作品に、オープニングのみの特別上映となる1作品をプラスした5作品で構成。MoMAの中庭に設置されたジャン・ティンゲリーの機械彫刻の自壊する様子の記録「解体美術館」、ヒッチコック邸で行われたティモシー・リアリーユマ・サーマンの母でモデルのニーナ・フォン・シュレプルゲの結婚式を記録した「誰かに愛されなければ君は誰でもない」、フェミニズム・アート・パフォーマンスの基礎を築いた作品として知られるオノ・ヨーコの代表作《カット・ピース》をメイズルス兄弟(「グレイ・ガーデンズ」「セールスマン」)が記録した「カットピース、1964/1965」。

「カットピース」
「カットピース」
画像提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭

そして、ゴダールが放棄したフッテージを D・A・ペネベイカーが繋ぎ合わせて作った映画「1PM」から抜粋した「プーナイル・コーナーの家」。またオープニングのみの特別上映として、当時はタブー視されていた米国南部の人種的暴力の被害者にカメラを向け、公民権運動のある真実を浮き彫りにした「パノーラ」の合計5作品を上映。どの作品もドキュメンタリー史に残る伝説的な作品で、日本のスクリーンではなかなか観ることのできない貴重な上映となる。

そのほか、本映画祭にて、ホセ・ルイス・ゲリン監督(「シルビアのいる街で」「ミューズ・アカデミー」)の10年ぶりの最新作「善き谷の物語」を特別招待作品として上映する。新たな審査員 3 名が決定。インターナショナル・コンペティションは、クリスティーナ・ピッチーノ (批評家、映画ジャーナリスト)、リシャール・コパンス(撮影監督、プロデューサー)、アジア千波万波は、タイディ(映画制作者)が参加する。

「プーナイル・コーナーの家」
「プーナイル・コーナーの家」
画像提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭
▼オープニング上映「アメリカン・ダイレクト・シネマ短編集」
「解体美術館」 Breaking it Up at the Museum (1960 / モノクロ /8分)
「誰かに愛されなければ君は誰でもない」Youʼre Nobody Till Somebody Loves You (1964/モノクロ/12分)
「カットピース、1964/1965」Cut Piece, 1964/1965 (1965/モノクロ/9分)
「プーナイル・コーナーの家」(「1PM」からの抜粋)The House at Pooneil Corners (1971/カラー/8分)
「パノーラ」 Panola (1970/モノクロ/21分)

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