歌舞伎界の新星・尾上眞秀が一問一答 「港のひかり」主演・舘ひろしと話したこと、憧れの俳優は?
2025年9月11日 10:00

舘ひろしが7年ぶりに単独主演を務めた「港のひかり」で映画デビューを飾った歌舞伎界の新星・尾上眞秀が、舘と共演した感想や、将来の夢などについて語った一問一答が公開された。併せて、母親の寺島忍と笑顔を見せるクランクアップの模様などのメイキング写真が、尾上の13歳の誕生日である本日9月11日に披露された。
本作は、元ヤクザの“おじさん”三浦と、両親を事故で失い、視力も失ってしまった不遇の少年・幸太の十数年間に渡る友情の物語を描くドラマ。舘が元ヤクザの“おじさん”に扮し、尾上が少年期の幸太役で銀幕デビュー。青年期の幸太に眞栄田郷敦が扮し、その脇を、黒島結菜、椎名桔平、斎藤工、宇崎竜童、市村正親ら豪華実力派キャストが固めている。メガホンを取ったのは、「正体」の藤井道人監督で、日本映画界を代表するキャメラマン・木村大作と初タッグを組み、フィルム撮影を敢行している。
(C)2025「港のひかり」製作委員会映画デビュー作で、主人公の三浦と友情を築く幼少期の幸太という重要なキャラクターに抜擢された尾上だが、本作出演のきっかけは、藤井監督が歌舞伎の舞台で尾上の姿を目にしたことだったという。デビュー作にして視力の大半を失いながらたくましく生きる難役を堂々とつとめ上げた尾上だが、撮影を振り返り「普段関わることのないような方と関われて楽しかったです。スタッフさんといろんなところに遊びに行けたことがとても心に残っていますが、現場にカメムシがたくさんいたのは大変でした」と語り、年相応の可愛らしい一面を覗かせた。

最も共演シーンの多かった舘との撮影については、「プライベートのお話をすることが多かったです。何が好きかとか、何か食べに行こうかとか、そういうお話が多かったです」と貴重なエピソードも。“憧れの俳優”の問いには「僕のおじいちゃん(七代目・尾上菊五郎)です。演技がすごく面白くて、憧れています」と素直に告白し、「お客様に楽しんでいただけるような面白くてユニークな役者になりたいです」と将来の夢を語った。

また、本作の公開を待つ映画ファンに向けて、「目の見えない少年(幸太)という役を演じるのはすごく難しかったですが、白杖の使い方も覚えたり一生懸命頑張りました。みんなの思いがたくさん詰まった素敵な映画なので、ぜひ見ていただきたいです」とメッセージを送った。
「港のひかり」は11月14日から全国公開。尾上の一問一答全文は以下のとおり。

(C)2025「港のひかり」製作委員会
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