ブルース・ウィリス妻、認知症闘病中の夫との別居生活を明かす
2025年9月1日 19:00

ブルース・ウィリスの妻エマ・ヘミング・ウィリスが、前頭側頭型認知症と闘う夫が家族とは別の住居で生活していることを明かした。24時間体制の医療チームによるケアを受けながら、愛に満ちた環境で過ごしているという。
エマは、米ABCテレビの特別番組「Emma and Bruce Willis: The Unexpected Journey」で、キャスターのダイアン・ソーヤー氏と行ったインタビューの中でこの決断について語った。
「これは私が下さなければならなかった最も困難な決断の一つでした」とエマさんは率直な心境を吐露。「でも何よりもまず、ブルースが娘たちのためにそれを望むだろうと分かっていました。彼は娘たちが、自分のニーズではなく、彼女たちのニーズに合わせた家で過ごすことを望むでしょう」
2009年に結婚した2人は、13歳のメイベルと11歳のエブリンの2人の娘をもうけている。ウィリスはまた、前妻のデミ・ムーアとの間にルーマー、スカウト、タルーラの3人の娘もいる。
エマによると、ウィリスが現在住む平屋建ての住居は、「シックス・センス」や「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる俳優にとって移動しやすく、友人や家族がいつでも面会できる環境が整っているという。エマは毎朝、毎夕訪問している。
ウィリスは数多くのヒット映画やテレビドラマに出演してきたが、22年にコミュニケーション能力を損なう神経疾患である失語症の診断を受けて、家族が俳優業から引退すると発表した。翌年、家族は彼の症状が現在治療法のない前頭側頭型認知症に進行したことを明らかにした。
特別番組の別の場面で、エマはウィリスについて「まだ歩き回れますし、全体的に本当に健康状態は良好です」と確認する一方で、「彼の脳が彼を裏切っているのです」と現状を説明した。
この困難な状況の中でも、エマとウィリスの家族は愛情深いケアと温かい環境作りを通じて、病気と向き合い続けているようだ。
関連ニュース





