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亀梨和也、「北方謙三 水滸伝」林冲役で武人役に初挑戦! 規格外の本編映像を初使用した特報公開

2025年8月27日 07:00

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亀梨和也が“天下稀代の槍使い”に!
亀梨和也が“天下稀代の槍使い”に!
©︎北方謙三/集英社 ©︎2026 WOWOW

亀梨和也が、織田裕二が主演するWOWOWの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」で“天下稀代の槍使い”林冲(りんちゅう)を演じることがわかった。林冲のビジュアルと場面写真、本編映像を初使用した特報(https://youtu.be/o78sm0I35i0)が公開された。

本作は、累計発行部数1160万部を突破する歴史大河小説の金字塔「大水滸伝」シリーズ(全19巻/集英社文庫刊)を完全映像化。「水滸伝」は、腐敗した世を憂い、法に背いてでも正義を貫こうとする“はみ出し者たち”の叛逆の物語で、現代にも通じる「理不尽な権力に抗う意志」と「仲間との絆」が壮大な群像劇として描かれる。

織田が宋江役で主演を務め、反町隆史が晁蓋役で共演。監督は「Fukushima 50」「海の沈黙」の若松節朗村谷嘉則、佐藤さやかが務め、脚本は藤沢文翁、劇伴音楽は藤沢とテレビアニメ「MARS RED」「READING HIGH」「VOICARION」などの音楽朗読劇を通じて長年タッグを組んできた村中俊之が担当する。

舞台は北宋末期(12世紀初頭)の中国。腐敗がはびこる乱世に、正義を信じるひとりの下級役人が立ち上がった。その名は宋江(織田)。彼が記した“世直し”の書「替天行道(たいてんぎょうどう)」は、時代に抗う者たちの心を震わせる。裏社会に生きる者、軍を追われた者、すべてを捨てた者たちが、旗のもとに集結。戦う理由は違えど、志はひとつ。信じる者のため、旗のもとに集結した108人が、国家という巨大な敵に挑む。

画像2©︎北方謙三/集英社 ©︎2026 WOWOW

亀梨演じる林冲は、槍術にかけて右に出る者のいない天才武人。豹子頭(ひょうしとう)の渾名でも知られ、その鋭さとスピードを武器に、騎馬隊を率い場を駆け抜ける姿は、“風の武人”そのものだ。しかし、圧倒的な武に恵まれながらも、彼の内には深い悲しみがある。愛する者を、国家の策略によって失った過去。それが、彼の人生と戦いに影を落としている。忠義のために槍を振るい、命を削って突き進む姿には、凄絶な覚悟と、どこか死に急ぐような危うさが漂う。

原作元である集英社が累計1000万部突破記念として実施した読者アンケート「キャラクター人気ランキング」では、好きな人物の第1位に輝くなど(※出典:https://lp.shueisha.co.jp/dai-suiko/ranking)、北方水滸伝ファンから熱烈に支持されている。

本作は、亀梨が個人事務所設立後に撮影に臨んだ初の映像作品。これまで現代劇や時代劇で多彩な役柄を演じてきた亀梨だが、武人役は初挑戦。武芸の達人でありながら、内に悲しみと忠義を秘め、死地を駆け抜ける林冲の生き様をどのように体現するのか、期待が高まる。

亀梨は林冲を演じるにあたり、「完全に亀梨和也という人間とは離れ、日に日に自然と林冲にトリップしていく感覚があって、新しい自分自身の側面を見つけられた気がします」と振り返る。さらに「織田さん、反町さんお二人がすごく自然体で我々にも接してくださり、『誰も壁がなく同じ志を持って現場にいる』という作品とリンクするような空気感でした」と撮影現場の充実ぶりを語った。

WOWOWの大原プロデューサーも、「衣装に身を包み、初めてカメラの前に立った亀梨さんの姿を見た時のことが今でも思い出されます。スタッフは皆、息を吞みました。『林冲が、ここにいる』」と太鼓判を押している。



特報の冒頭では、主人公・宋江(織田)が筆を走らせ、世直しの書「替天行道」を記す姿が印象的に映し出される。その眼差しには、腐敗した世に抗う強い決意が宿っている。続いて、“動”の頭領・晁蓋(反町)が馬を駆り、剣を構える姿が描かれ、烈火の如き闘志と覚悟が、画面越しに伝わる。そして、“武”の化身・林冲(亀梨)の一瞬のカットに凝縮された槍さばきには、彼の孤高と悲哀、そして死地を選ぶ覚悟が滲み出ている。

「北方謙三 水滸伝」は、2026年にWOWOWで放送・配信。亀梨と大原康明プロデューサーのコメント全文は以下の通り。


亀梨和也(林冲役)】
四季を感じながらの撮影でした。林冲と同じように、冬は凍えるような苦しい寒さの中で撮影をして、春には緑の綺麗さと花の香りを感じ、そして夏の暑さの中で大きな山を登る。1年を感じながら、1つの作品ではなかなかできない経験をさせていただきました。
林冲を演じるにあたり、強さと弱さ・太さと細さ、のようなどちらでもない内面をテーマとして常に持って臨みました。完全に亀梨和也という人間とは離れ、日に日に自然と林冲にトリップしていく感覚があって、新しい自分自身の側面を見つけられた気がします。
時代劇で武人の役を演じるのは初めてだったので、本格的な馬上でのアクションも今回が初めての経験でした。自分のスキルとしては全くないところからのスタートだったので、7~8カ月かけて本格的に習って、馬上で違和感なく演じられるところまで成長できたので、アクションにも注目してもらいたいです。
撮影現場では織田さんや反町さんをはじめ、自分がこの世界に入る前からテレビで拝見していた方たちばかりでしたが、お二人がすごく自然体で我々にも接してくださり、「誰も壁がなく同じ志を持って現場にいる」という作品とリンクするような空気感でした。
本作からはどの時代にも通ずる人間の深さであり浅さであり、生きるというメッセージを感じます。善悪という簡単なものではなく、人それぞれが正義や志を持っていて、複雑な交わりの中で歪んでしまったものをどう捉えるのか。そういった人間模様の複雑さ・難しさを表しているのが「北方謙三 水滸伝」の魅力の1つだと思います。生きていく上で何を思い、誰を想うか、そういった温かさをこの作品から感じていただければと思います。

【大原康明プロデューサー(WOWOW)】
林冲は、『水滸伝』読者から圧倒的な支持を集めています。
誰もかなわないほどの強さを誇り、槍の腕前は天下一。
しかし、その胸の奥には切ないほどの弱さも併せ持ちます。
私も林冲の魅力に取り憑かれた人間のひとりです。
誰なら林冲を演じることができるのか。
それは、『水滸伝』をはじめて読んだ高校時代以来、永遠のテーマでした。
そんな中、亀梨和也さんと他の作品でご一緒した際に、華やかな佇まいでありながら、誰よりもストイックに作品に向き合われる姿、お芝居の力強さ、繊細さを間近で拝見し、心を鷲掴みにされました。
林冲を演じられるのは、亀梨さんしかいない。そう確信しました。
スタジオで衣装に身を包み、初めてカメラの前に立った亀梨さんの姿を見た時のことが今でも思い出されます。スタッフは皆、息を吞みました。「林冲が、ここにいる」と。
冬にはマイナス10度の雪山で撮影に挑み、吹雪の中を猛進し、夏には馬に乗り、平原をひた走る―。
その身体から放たれる気迫や猛々しさは、まさに原作の林冲そのものです。
あの頃、思い描いた姿でした。
きっと本作をご覧いただいた誰もが、亀梨さんの熱演に心を奪われるはずです。
是非、ご期待ください。

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