ドラマ「セヴェランス」シーズン3、ベン・スティラーは監督せず
2025年8月27日 21:00
スティラーが企画・制作総指揮・監督を務めてきたドラマ「セヴェランス」は、外科手術で一部の社員の仕事と私生活の記憶を分離している製薬会社「ルーモン産業」を舞台に、手術を受けた社員の一人であるマーク(アダム・スコット)が会社の陰謀を解き明かしていくSFサイコスリラー。2022年にスタートしたシーズン1はエミー賞で14部門ノミネートを獲得し、今年1月に配信されたシーズン2は最多27部門にノミネートされている。
これまでの19エピソードのうち11エピソードをスティラーが監督してきたが、米ロサンゼルス・タイムズ紙にスティラーが明かしたところによると、来年春に第二次世界大戦を題材にした映画の撮影を控えていることから、シーズン3の監督を退くことを決めたという。スティラーが監督するその映画は、ナチス・ドイツ占領下のフランスで撃墜された飛行士が抵抗運動に関わるようになった実話を描く作品のようだ。なお、スティラーは現在、ロバート・デ・ニーロと主演を務める「ミート・ザ・ペアレンツ4(原題)」がプリプロダクションに入っている。
「歳を取ると残された時間は限られていることに気づく」と語るスティラーは、この8カ月を「セヴェランス」シーズン3の構想に費やしてきたそうで、引き続き制作総指揮としてドラマに関わるとのこと。SNSでファンに向け「番組にはすばらしい監督、制作チームがそろっている。このドラマを監督するのが大好きだし、将来また監督したい。番組が進化し続けてきたように、シーズン3はこれまでで最高のシーズンになると思う」と語っている。
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