盲目の霊媒師が不気味人形と殺人事件に迫るゴシックホラー「Oddity」11月7日公開
2025年8月19日 18:00

アイルランド発のゴシック・超常サスペンス・ホラー「Oddity(原題)」(邦題未定)が、11月7日公開される。
本作は、2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門(ホラーやスリラーなど深夜上映向け作品)にて観客賞を受賞。監督は、アイルランドの新鋭ダミアン・マッカーシー。低予算ながらも長編2作目にして高い評価を獲得し、国際的に注目を集めた話題作だ。
物語の主人公は、盲目の霊媒師・ダーシー。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の妹の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の「へレディタリー/継承」(18)を想起させるとの声も。さらに、米映画批評サイト Rotten Tomatoes では驚異の支持率96%(8/14現在)を記録。The Guardian紙でも「ゴシックとJホラーを思わせる巧みな演出」と評されるなど、各国メディアから高い評価を受けている。
公開された場面写真では、盲目の霊媒師・ダーシーが、静かに目を閉じ、テーブルに両手を置いて霊視を行う神秘的なシーン。もう一つは、彼女が用意した木製の不気味マネキンと、その口元を、金髪の女性が恐る恐る覗き込む緊迫の瞬間を捉えている。
11月7日からシネマート新宿ほか全国順次公開。
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