橋本環奈の表現力に現場騒然! 眞栄田郷敦はビジュアル激変!?【「カラダ探し」現場レポート&メイキングカット】
2025年8月7日 12:00

橋本環奈が主演した大ヒットホラー映画の最新作「カラダ探し THE LAST NIGHT」の現場レポートとメイキングカットが公開された。
「カラダ探し」は、小説創作プラットフォーム「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説作品として話題となり、2014年には村瀬克俊氏による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載され、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品となった。
22年10月14日に公開された実写映画「カラダ探し」は、興行収入11.8億円を記録し、22年公開のホラー映画No.1興収を達成。本作はその最新作となり、前作に引き続き羽住英一郎監督がメガホンをとり、橋本が主人公の明日香役、眞栄田郷敦が高広役を務めた。新たに櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明も出演する。
前作では、明日香が突如“カラダ探し”に巻き込まれ、幼なじみの高広(眞栄田)をはじめとしたクラスの仲間たちとともに“赤い人”の恐怖に立ち向かうさまが描かれた。しかし、無事に“カラダ探し”を終わらせた直後、高広の目の前で明日香がこの世から消えてしまう。今作ではそれから3年後、明日香自身のカラダがバラバラになり、新たな“カラダ探し”メンバーに探される側になるという衝撃のストーリーが展開する。

本作は、24年9月26日に大分県別府市にある遊園地・城島高原パークでクランクイン。撮影初日に顔を揃えたのは、遊園地に訪れるも突然「カラダ探し」に翻弄されることになる同級生5人を演じる新メンバーの櫻井、安斉、鈴木、本田、吉田。
これまでクールな役どころが多かった櫻井が演じるのは、ビビリなオタク系男子というキャラクターの陸人。大和役の鈴木と、親友ならではのテンポの良いやり取りを繰り広げる。キャリアの長い鈴木は、メンバーの良き相談相手で、スタッフを巻き込んだムードメーカーとしても頼もしい存在だ。

空手部副部長の岬を演じる安斉は、撮影の合間に蹴りの練習。撮影の2カ月前からアクション練習に打ち込んでいたといい、華麗なハイキックを繰り出す姿に周囲も「こんなに足が高く上がるの!?」と驚いていた。
一軍女子の有紗役の本田と、他人との会話が苦手な航役の吉田は、今作が映画初出演。たくさん付箋が貼られた本田の台本からは、撮影への意気込みが伝わる。羽住監督の演出にも溌剌と応えていた。
吉田は「緊張してソワソワしています」と落ち着かない様子で、歩く際に右手と右足が一緒に出てしまう一幕も。「皆さんにたくさんアドバイスをいただいた」と、アクションや演技面で支えてくれた先輩俳優に感謝しきりだった。
撮影では、メリーゴーラウンドやゴーカート、水上コースター、観覧車などの乗り物を使用しながら、疾走感のある画をたっぷりと撮り上げていく。クランクイン初日は、日中から夜にかけて撮影が行われたが、遊園地は夜になると雰囲気が一変。人の気配や歓声が消え、どこか不気味なムードが漂う。
とりわけ存在感を示していたのは、城島高原パークのシンボルとも言える木製コースター「ジュピター」。しかし、5人は「ジュピターに乗りたい! 一緒に乗ろう」と計画を立てるなど明るい表情。激しいアクションやホラー描写に挑み、クランクアップ時には「このメンバーだから乗り越えられた」と声を揃えた。

5人と同じ城島高原パークで撮影スタートした高広役の眞栄田は、「前作から3年ほどが経ち、自分がどのぐらい成長できているかとやりがいを感じた」と気概を見せる。高広は、前作では校内の生徒の憧れの的という役どころだったが、最新作ではいなくなった明日香を3年も探し続けている。
現場に現れた眞栄田は、ボサボサ頭に無精髭を生やした姿で、深めにフードを被るなど、前作とはビジュアルが激変。本番が始まるや、瞳の奥に寂しさを宿らせる。眞栄田は「3年間の中で高広が経験してきたことを踏まえた」うえでビジュアルにもこだわり、「前作ではアクションのシーンも多く、体力をたくさん使う撮影が多かったんですが、今回は高広の内面にある複雑な想いや変化を表すお芝居ができる」と、キャラクターを掘り下げて演じられることに充実感を覚えていた。
明日香との思い出の場所でもある遊園地を訪れ、重苦しいオーラを漂わせる高広とは対照的に、新メンバーは高校生らしいバイタリティと友情を武器に、「カラダ探し」に立ち向かう。5人と共闘することになった高広は、頑なだった心を次第に解きほぐしていく。「カラダ探し」経験者の高広と新メンバーが見せるコントラストも、本作の見どころだ。

「カラダ探し」の呪いによってこの世から姿を消し、“死者の世界”へと足を踏み入れてしまった明日香役の橋本は、セットが作られた福岡県北九州市の港湾倉庫でクランクイン。制服に袖を通すと自然と明日香に戻れたという。
現実世界で奮闘する高広と並走するように、明日香は“死者の世界”で孤独な戦いに飛び込むことになる。静けさに包まれた“死者の世界”は、荘厳な趣のある祭壇、怪しく光る赤い石など、恐ろしくも幻想的な空気に満ちている。
橋本の放つ神秘的な美しさが際立ち、意志を光らせた瞳からは「高広に会いたい」という一途な思いが伝わってくる。撮影の合間には、明るい笑顔でキャストやスタッフと談笑していたが、カメラ前に立つと細やかな息づかいにも明日香の心情と葛藤を込める。
スタッフも「前作でも感じたけれど、スイッチの切り替えがすごい」「本当に頼もしい」と驚くなか、羽住監督が橋本の熱演に快心の「OK!」を響かせる。橋本は「想いがまっすぐに伝わったらいいなと思いながら演じています」と語り、高広への気持ちを胸により強くなろうとする明日香を体現した。
メイキングカットには、橋本と眞栄田の弾ける笑顔や、“青春の1ページ”を感じさせる新キャストの集合カットに加えて、映像を真剣に確認する櫻井の姿も収められている。
「カラダ探し THE LAST NIGHT」は、9月5日全国公開。
(C)2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
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