ウェス・アンダーソン最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」キャラポスター9点、ザ・ザ一行の旅路が一目でわかる航海図
2025年7月25日 17:00

第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されたウェス・アンダーソン監督の最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」のキャラポスター9点、ザ・ザ一行の旅路が一目でわかる航海図が公開された。
今作は、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(21)にも出演したベニチオ・デル・トロを主演に迎え、ケイト・ウィンスレットの娘で俳優のミア・スレアプレトン、「バービー」(23)でアランを演じたマイケル・セラ、アカデミー賞ノミネート俳優リズ・アーメッドらウェス組初参戦のキャスト、ウェス作品常連のトム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、ルパート・フレンド、ホープ・デイビス、そして物語の重要なカギを握る人物にベネディクト・カンバーバッチと超豪華キャストが競演し、ウェス・ワールドを盛り上げる。

ザ・ザ一行がまず会いに行くのは、山脈鉄道トンネルに関わる出資者たち。第7代南西独立フェニキア国王陛下領で山脈鉄道トンネルの建設を監督しているファルーク王子(リズ・アーメッド)と、“サクラメント連合”を経営するアメリカの事業家で、現在は山脈鉄道トンネルの建設に従事しているリーランド(トム・ハンクス)、レーガン(ブライアン・クランストン)の兄弟だ。赤字を補填するためザ・ザは協力を促すが、リーランドとレーガンは拒否。コロラド流の解決方法で決着をつけることに。
次に向かうのは、砂漠横断内陸水路(運河)に関わる出資者たち。サヴァラン=モンラシェ・ギャングの親分、マルセイユ・ボブ(マチュー・アマルリック)と、アメリカ人の海運王でニューアーク・シンジケートの親分、マーティ(ジェフリー・ライト)だ。マルセイユ・ボブはザ・ザが不足分の補填をさせるために脅迫文を偽造して送ってきたことに激怒。マーティも以前合意した内容とまったく食い違う契約を断固拒否。ザ・ザと超早口の舌戦を繰り広げることになる。
3つ目の目的地は、流域水力発電ダム。建設を監督しているザ・ザのはとこ、ヒルダ(スカーレット・ヨハンソン)に会いに行くザ・ザはヒルダの恋愛感情を利用して、結婚することで残りの不足分を負担させようと目論む。ザ・ザの求婚に対するヒルダの返事は一体…?
そして、“ラスボス”となるのが、ザ・ザの異母兄弟、ヌバルおじさん(ベネディクト・カンバーバッチ)だ。ザ・ザは残った不足分すべてをヌバルおじさんに負担させようとするが、もちろん一筋縄ではいかない。さらに、ヌバルおじさんにはリーズルの母を殺したという疑惑がつきまとっていた。母の死の真相を知りたいリーズルは、ヌバルおじさんを追求する。この程公開された航海図で、それぞれの場所をチェックしてほしい。

そして、同時に公開されたキャラポスターには、コーラルのボディが印象的な万年筆が存在感を放っている。これはドイツの筆記具ブランド、モンブラン(Montblanc)の1920年代のアーカイブを忠実に再現した「ヘリテージ ルージュ エ ノワール コーラル」という万年筆だ。2019年に生産終了となったモデルだが、本作のために7本限定で復活生産された。本編にも登場するので、ぜひスクリーンで細部まで注目してほしい。
映画は9月19日からTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイント他全国で公開。
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