アリ・アスター、「モービウス」の監督を辞退していた
2025年7月24日 11:30

セマフォ・メディアのポッドキャスト番組「Mixed Signals」に出演したアスター監督は、「『モビウス』だか『モービウス』だか。あの作品も、僕の失敗作リストに追加できていたかもしれない」とコメント。監督のオファーがあったが、辞退していたことを語った。
米IndieWireでは、アスター監督は、これまですべての作品で自ら脚本を執筆しており、将来的にもスーパーヒーロー映画に挑戦する可能性は極めて低そうだと報じている。
2022年に製作された「モービウス」は、血に飢えたバンパイアと人々の命を救う医師という2つの顔を持つ主人公マイケル・モービウスを、オスカー俳優のジャレッド・レトが演じた。監督のダニエル・エスピノーサはInsiderのインタビューで、新型コロナウイルスによる撮影延期が大きなストレスだったと明かしている。
一方、アスター監督はパンデミック下の世界を背景に、新作映画「エディントン(原題)」を製作した。「政治のせいもあって、この世界はますます不愉快な場所になっている。だからこそ、今この瞬間を直視するのではなく、人々は過去のトラウマやノスタルジアに逃げ込む傾向がある」と解説。現在の社会には「未来への信頼がほとんどない」と述べ、「まったく新しい未来像が必要だ。僕らはもうとうの昔に破綻した“実験”の中に生きているようなものだ」と見解を示した。
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