ジェームズ・ガン版「スーパーマン」大ヒットで加速するDCU第1章、豪華ラインナップが続々登場
2025年7月15日 19:00

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで知られるジェームズ・ガン監督による新生「スーパーマン」が世界的な大ヒットを記録し、DCユニバース(DCU)の船出は順風満帆なスタートを切った。日本でも7月11日の公開以来、連日満員の劇場が続いている同作の成功を受け、ガン監督とピーター・サフランが共同で率いるDCスタジオが発表したDCU第1章「Gods and Monsters」の今後のラインナップに注目が集まっている。
デビッド・コレンスウェットがクラーク・ケント/スーパーマンを演じ、レイチェル・ブロズナハンがロイス・レイン、ニコラス・ホルトが宿敵レックス・ルーサーを演じる話題作だ。新DCUの記念すべき第1作として、ザック・スナイダー監督が率いた従来のDCEU(DC拡張ユニバース)とは一線を画した新たな世界観を構築している。
この成功を受け、2025年以降に控える作品群への期待はいっそう高まっている。まず8月21日には、「ピースメーカー」シーズン2が全米配信開始予定だ。ジョン・シナが主演を続投するこのシリーズは、第1シーズンがDCEUに属していたが、第2シーズンでは新DCUへの移行を描く重要な役割を担う。「スーパーマン」にカメオ出演したシナが、今度は2人のクリス・スミス(ピースメーカー)を演じることが予告編で明かされている。
さらに今年、アカデミー賞受賞女優ビオラ・デイビスが主演する「ウォーラー(原題)」も登場する。デイビスはアマンダ・ウォーラー役で「スーサイド・スクワッド」2作品と「ブラックアダム」に出演しており、DCEUからDCUへとシームレスに移行する数少ないキャラクターのひとりだ。この実写シリーズは「ピースメーカー」シーズン1と2の間に設定されており、ピースメーカーのメンバーとともに新たなミッションに挑む。
26年には大型映画が2本控えている。6月26日には「スーパーガール」が全米公開される予定だ。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で注目を集めたミリー・アルコックが主演を務める同作は、コミック「Supergirl: World of Tomorrow」を原作としている。
クレイグ・ギレスピー監督によるこの作品で描かれるスーパーガールは、クリプトン星の破片で最初の14年間を過ごしたという設定で、ガン監督は「これまでよりもずっと厳しく、もっと荒々しいスーパーガールになる」と説明している。
続く9月11日には「クレイフェイス(原題)」が全米公開される。当初の第1章計画には含まれていなかったが、遅れがなければDCU第3作の劇場映画となる。ジェームズ・ワトキンス監督、「ホーンテッド・ヒル・ハウス」シリーズのマイク・フラナガンとホセイン・アミニ脚本による同作は、売れない俳優が謎の物質を注射して注目を浴びようとした結果、歩く粘土の塊に変身してしまうという物語だ。トム・リス・ハリーズ(「カンダハル 突破せよ」)が主演を務める。
ほか、26年にはドラマシリーズ「ランタンズ(原題)」も配信予定だ。クリス・マンディがショーランナーを務める同作は、ハル・ジョーダンとジョン・スチュワートという2人のグリーン・ランタンがタッグを組み、「TRUE DETECTIVE」スタイルのミステリーを解決する物語だ。ガン監督によると、ランタンズが地球で発見する古代の恐怖が、DCU全体の大きな物語につながっていくという。
公開日は決まっていないものの、「ジ・オーソリティ(原題)」、「パラダイス・ロスト(原題)」「ザ・ブレイブ・アンド・ザ・ボールド(原題)」「ブースター・ゴールド(原題)」「スワンプシング(原題)」といった注目作も準備中。今後数年間で展開される多彩な作品群が、DCファンの期待に応えられるか注目が集まる。
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