スター指揮者が白血病に→ドナーを探し生き別れの弟と再会→弟には絶対音感が… フランス大ヒット作「ファンファーレ!ふたつの音」予告
2025年7月10日 10:00

フランスで観客動員260万人の大ヒットを記録した感動作「ファンファーレ!ふたつの音」の日本版予告編と場面写真13点がお披露目。映像では、世界的スター指揮者が白血病になり、ドナーを探し、生き別れの弟と再会する驚きのシーンが切り取られている。
本作は、第77回カンヌ国際映画祭に正式出品され、第50回セザール賞で作品賞・主演男優賞など主要7部門にノミネート。さらに第72回サン・セバスチャン映画祭で観客賞を受賞するなど、世界中の映画祭で絶賛された。

予告編の冒頭では、世界的スター指揮者のティボが、「僕は白血病なんだが、ドナー探しに失敗した」と話し始める。ティボと初対面のジミーは話を聞きながら、「マジか」「ヤバいな」と反応するだけだったが、「そしたら君を見つけた」「君は弟なんだ」という告白を聞き、ジミーは一転、「何言ってんだ、コイツ」と驚き、戸惑う。
やがてティボは、生き別れの弟だったジミーが、町の食堂で働くかたわら、吹奏楽団でトロンボーンを演奏していることを知る。そしてある日の練習中、ジミーが「この“レ”が半音ズレてる」と指摘する姿を目撃し、「あいつには絶対音感がある」「誰も才能に気付けなかった」と、弟の才能を応援しようと決意。ティボは「指揮をやってみたら? 僕が教えるから」と勧め、ジミーの日常も少しずつ変わっていく。
育ちも性格もまるで違うふたりがピアノの連弾で息を合わせ、音楽をともに奏でる喜びを知り、別々の人生を送ってきた兄弟の絆は少しずつ深まっていく。名曲「ボレロ」のメロディにのせて、大切な人のため、ふたりの未来のため、最高の音楽がどう奏でられていくのか、期待が高まる映像に仕上がった。


場面写真は、オーケストラを指揮するティボ、吹奏楽団での演奏を楽しむジミー、ジミーが所属するワランクール炭鉱楽団の面々、さらには指揮という新たな挑戦をするジミーを熱心に指導し、見守るティボなどが写し出されている。

「セラヴィ!」などでセザール賞に5度ノミネートされたバンジャマン・ラベルネがティボ、フランソワ・オゾン監督作「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」「秋が来るとき」のピエール・ロタンがジミーを演じた。ふたりは数カ月の猛特訓を経て、劇中で自ら指揮をし、楽器を演奏している。「アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台」のエマニュエル・クールコル監督がメガホンをとり、「私が大切にしているテーマである友愛、絆、チャンス(機会)、社会決定論などをひとつの物語に盛り込みました」と語っている。
「ファンファーレ!ふたつの音」は、9月19日から東京の新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。なお7月11日正午から、ムビチケ前売券(オンライン)が発売される。詳細は、販売ページ(https://ticket.moviewalker.jp/film/088861?from=official)で確認できる。
(C)2024 – AGAT Films & Cie – France 2 Cinema
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