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野沢雅子「閉館には全然、納得してません!」 間もなく閉館の丸の内TOEIで“惜別のかめはめ波”

2025年7月10日 14:00

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丸の内TOEIで放つ最後の“かめはめ波”を披露
丸の内TOEIで放つ最後の“かめはめ波”を披露

レジェンド声優の野沢雅子が7月9日、間もなく閉館を迎える東京・有楽町の「丸の内TOEI」で行われた「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」上映前舞台挨拶に登壇した。

万雷の拍手のなか登壇した野沢は、「おっす、おら悟空! みんなよろしくな!」「ぼく、悟飯です。みなさんとご一緒できて嬉しいです」「ボクもうれしいよ~!ンフフッ!」と、自身が演じてきた孫悟空、孫悟飯、孫悟天の声を瞬時に切り替えながら挨拶。会場にファンの感嘆の声が溢れた。

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2022年以来の丸の内TOEI登壇となった野沢だが、同館の思い出について「ここは私の中では、割と駆け巡る“走りの劇場”。ここでご挨拶して、次のところ(映画館)に走っていくわけですよ。だからここが最初のスタート地点」と語った。当時は移動車も使わずに移動したというが、「すっごい走りましたよ!」と走るジェスチャーを交えながら振り返り、その元気さで観客を驚かせた。

7月27日で閉館を迎える同館への思い入れは強く、「どうして壊すんですか? 誰が決めたんですか? おかしいですよ! こんないい劇場を!」と愛のある不満が爆発。さらに「場所もいいし『ちょっと銀座に行ってみよっか』なんて行った時に、『あ、映画やってる! この映画観たかったから観てから行こうか!』なんて良いじゃないですか~。みなさんもそう思いますよね?」と会場を煽ると、閉館を惜しむファンから賛同の拍手が発生。閉館を惜しむあまり、野沢が目の前の記者たちに対して、記事を通じて「(閉館を)やめさせてよ」と訴えかける一幕もあった。

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ドラゴンボール」シリーズの思い出を振り返っては、ピッコロを演じた古川登志夫とのエピソードを披露。「家庭菜園でね、ゴーヤやナス、トマトが沢山できたんでスタジオに持って行ったんです。『食べない?』とみんなに訊くと『いや、買えますから』と。そりゃ当たり前ですよね、ただ『何なのよ!』と思ってたら古川君が『僕もらっていいですか?』って。『ええ!もらってくれるの?』となってあげたら、あの方はちゃんと作ってお料理にしたのを写真に撮ってくれて最高でした!」と嬉しそうに語った。

画像4(C)バード・スタジオ/集英社 (C)「2022ドラゴンボール超」製作委員会

また、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」で神谷浩史宮野真守が演じたガンマ1号・ガンマ2号にも言及。野沢は「素晴らしいです。今の若い方はお上手ですね、本当に良いです。とっても良かった」と絶賛。そして自身のキャリアのスタートを振り返り、「画に(声を)あてるから“アテレコ”って言うんですけど、あたしたちの時代っていうのは初めてで、やり始めた時に、『じゃあ、この人だったらこんな声出すんだろうな』って最初は自分なりにやってみたんです。だけど合ってないかもしれないじゃないですか。こうして欲しいとかあるんだろうけど、みんな『どうなんだろう』というところからスタートしたもんで、でもそれが良かったような気がする」と声優を始めた頃を思い出すように感慨深げに語った。

大ベテランの野沢だが、自身の体調管理を問われ「本当はね、しないといけないんですよ、役者ですから。ただわたしがサボってるんです。ただお風呂でね、ガラガラペッて。これでおしまい!」とまさかの調整法を明かし、会場を爆笑に包んだ。最後はMCから“丸の内TOEIでの最後の「かめはめ波」”をリクエストされ、「いくぞ!か~め~は~め~波~!!」と妙技を生披露。劇場内は割れんばかりの拍手が発生した。

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1960年9月20日に開業した映画館「丸の内TOEI」は、7月27日に閉館。現在、グランドフィナーレプロジェクト「さよなら 丸の内TOEI」が開催されており、期間中は往年の名作から、近年の話題作まで、100作以上を特集上映。作品にまつわるゲストによる舞台挨拶も行われており、7月15日には藤原竜也深作健太登壇の「バトル・ロワイアル」舞台挨拶、7月24日には水谷豊寺脇康文が登壇する「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」舞台挨拶が予定されている。

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